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ASUKA ブログ#9 バックパッカー
遂に11月になりましたね。11月はこれといったイベントもなく、毎年気づけば去っていっているような気がします。去年の今頃の私は3-4ヶ月のアジアバックパッカーの旅から帰国したところでした。去年の7月にイギリスの大学を卒業して本帰国した私は、アジア欲が強く、アジアを求めて8月から旅に出ました。インドでバックパッカーデビューをしていたので特に不安はなく、韓国からはじめ、フィリピン、マレーシア、タイ、ベトナムなどを周り尽くしました。期限は決めていなかったのですが、毎日の滞在場所でのチェックインとチェックアウトに追われ、慣れない土地での移動に体が耐えきれず、最終的には予定よりも短い期間で帰国を決意しました。そう思うとやはり世界一周を目標に掲げて1年以上もの間バックパッカーで旅する彼らはやはりただものではないなと感じます。
今年訪れたインドでは多くのバックパッカーたちとの出会いがありました。やはりインドは世界一周者にとっては避けては通れない国というような感覚である気がします。どこの国よりも刺激が強く、好き嫌いがはっきり分かれるのが面白い。そこで出会った数名のガールズ世界一周バックパッカーを見て衝撃を受けました。これは私から見た偏見まじりのステレオタイプに過ぎないのですが、バックパッカー!という言葉だけ聞くと強そうな、どこでも生きていけるような人を想像しますが、私の出会った方々は、可愛らしい、穏やかな雰囲気の女の子が多かったのです。同時に彼女たちは、芯と覚悟をしっかり持っていて、どこでも友達を作れるコミュニケーション力にも長けていました。かっこいいなぁと節々に感じ、彼女たちから多くのことを学びました。一番衝撃を受けたのは、衣服2セットを着回すバックパッカー。その方は世界一周の期限は決めておらず1−2年くらいかなと言っていましたが、その1−2年の間を2セットの服で過ごすということに驚きが隠せぬ私でした。いくらバックパッカーを経験してもやはり何着かは衣服を持っていき、現地でもつい追加で買ってしまう私。しかしその方を見て、確かに私のバックにはいらないものが多すぎると、いきなり断捨離を始めたほどです。
海外から見た日本人のステレオタイプをご存知ですか?“ミニマリスト“です。本当にそうなのでしょうか?少なくとも私は違うようです。外国人の友達に言われたことがあります。「アスカは日本人なのに、なぜそんなにものが多いの?」と。
これら経験から私は、2つのことを学びました。1つは、人を偏見で判断してはいけないこと。一人一人皆違うということ。2つ目は、要らないものを持ち過ぎているということ。私たちは欲求という人間の生態のおかげで不要に食べてしまったり、物を買ってしまったりしています。それが蓄積されてしまっては動きずらくなってしまいます。とはいえ私がミニマリストになれる日はまだ遠い未来な気がしていますが。
一年の終わりに向けて断捨離をしていく時期。自分の人生に要るものと要らないものをしっかりと判断し、次の新しい環境に向けて物理的にも心理的にも準備していきたいところです。
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