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【インストラクターデビューの道のり パート16】

みなさん、こんにちは。TerasuスタッフのHIROKOです。

前回に引き続き「プラーナーヤーマ・リトリート」についてお話したいと思います。

久しぶりに対面で実践できる喜びはひとしおでした。

大きな会場なのでマスクを外してマントラを唱えると、みんなの声が重なり響き体に振動が入っていくのを感じました。

プラーナーヤーマの技術的な事を学べたのはもちろんですが、こういった体感をできることがリトリートの良さだと思います。

前回でも述べましたがコロナ以降人と接する機会がぐっと減り、まして初めましての方々と出会うことは皆無でした。

同じ目的を持った方との交流は多くを語らなくても心地よいものがありました。

 

早朝よりのプラーナーヤーマの実践は座る姿勢から始まり、呼吸の観察(プラーナダーラナ)、準備のエクササイズ(ウディヤーナバンダ、アグニサーラ等々)と進められていきました。

大きな会場では先生のガイドの声とカウントを取るメトロノームの音しか聞こえません。

 

プラーナーヤーマはアーサナとは違いほとんど体を動かさないため、とても静かです。

でも、その分私の頭の中はおしゃべりでにぎやかです(苦笑)

いつも色んな事が頭に浮かんでは呼吸に意識を向け、またおしゃべりが始まり呼吸に意識を戻す。この繰り返しです。

 

呼吸に意識を向けていくと、微妙な体の感覚の違いに気づく事があります。

見えないので表現しにくいのですが、胸に入る空気の量が違ったり息を吐いたときの体の力の抜け具合であったり、シャヴァーサナの時の脱力感であったりと毎回同じではありません。

 

その度に『今日はうまくできなかった』とか『集中できなかった』とか、時には『すごく今日は集中できた、この調子!』と思ってしまいます。

でも、そこに執着するのではなく【いま、そうなのだ】と、ただ観察することが大事だと先生は言われます。

 

私はカパーラバーティが苦手で体のあちこちに意識を向けてしまいます。するとついついお腹に力が入り『あー出来てない』とダメ出しをしています。

 

でも、今回リトリートに参加してダメ出しをするのではなく「今日はお腹に力が入っていたな」という観察ができたら良いのだと思うようになりました。

この事は以前から繰り返し聞いていた事ではありましたが、ついつい上手になりたいと言う気持ちが強く、技術的な事ばかりに意識が向き本質を見失っていました。

 

そして、3日間のリトリートはあっという間に終わりました。

帰ってからも毎日練習していますが、やはり癖は抜けず『あーだこーだ』と思っていますが、そのことに気づくことは増えました。繰り返し繰り返し自分の中に落とし込む事が大事ですね。

今回学んだことを少しでもクラスでお伝えできればと思っています。

 

【12月のクラスのお知らせ】

開催日は21日(火)24日(金)28日(火)の3日間となります。

 

 

 

 

HIROKO担当クラス(会員無料クラス)

毎週火曜日 10:30~11:30

毎週金曜日 12:00~13:00

京都のヨガスタジオTerasu

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