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【カイヴァリヤダーマ・ヨーガ研究所を訪ねて②】

【インストラクターデビューの道のり パート20】

みなさん、こんにちは。TerasuスタッフのHIROKOです。

昨年の8月から始めたブログも20回目を迎えることが出来ました。

毎回何を書こうかと頭を痛めていますが、自分が学んだことや経験してきたことなどをお伝えすることにより、少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

前回はインドにあるカイヴァリヤダーマ・ヨーガ研究所へ行った時の事を書きました。今回はその続編ですが、その前にアビヤーサ(修習)についてお伝えしたいと思います。

なぜ、アビヤーサ(修習)かと言うと、前回ヴァイラーギャ(離欲)について少しお話ししたからです。

ヴァイラーギャ(離欲)はヨーガスートラ1-12に記載されているヨーガの目的である『心の作用を止滅させる』方法の一つで、もう一つがアビヤーサ(修習)なのです。ヨーガの教えの中でこの二つがとても重要となり、講義の中でも何回も出てきます。

アビヤーサ(修習)とは、意図的に繰り返し努力をする事であり、長い期間、休みなく信念をもって自然にできるようになるまで誠実な気持ちで続ける事とされています(ヨーガスートラ1-13、1-14)

始めは意識し努力して行ってきた練習も、いつの間にか自然な習慣として生活の中に取り込まれて生活の一部になり、心や体が整い穏やかな日々を過ごす。

言うは簡単ですが中々実践できていない私です(反省)

 

さて前回の続きですが、カイヴァリヤダーマ・ヨーガ研究所での瞑想のリトリートでは早朝より瞑想、座学、午後からはアーサナと瞑想を実践しました。

(写真はニーラジ先生によるアーサナの実践)

 

瞑想はバレカー医師、アーサナはニーラジ先生が担当され、講義は英語でしたがリトリートを主催されたヨーガスタジオ・チャンドラの齋藤素子先生が同時通訳で解説してくださいました。

私は講義の内容より同時通訳される齋藤素子先生に、ただただ凄い!と思ったのが最初の印象でした(笑)

今なら少しは理解できたかもしれませんが、当時は聞き慣れないサンスクリット語に頭はチンプンカンプンで、なんでここにいるのだろうと思ったこともありました。

でも体で感じた事は今も残っています。

瞑想とは程遠いところにいましたが、ガイドされていく中で今まで味わったことのないような、体の中がぞわぞわする感覚や寝ているのか起きているのかわからない感覚、体が重くなったり軽くなったりする感覚など生まれて初めてそんな経験をしました。オームを108回唱えた時は、体の中に振動が起きてくるのを感じました。

また講義の中で、瞑想によりエンドルフィン(幸せホルモン)が分泌され幸福感を感じることが出来ると言われました。この幸福感は物資的な満足があるものではなく、物質的な欲求が減る為におきる事であり、また24時間喜びのセンサーが働いていて疲れず、ポジティブな思いがネガティブな思いを封じ込めると言われたことは印象的でした。

瞑想によりすべての病気の原因となっている脳の指令システムをリセットされるとも学びました。

その時の私の感想は単純に『へぇー、瞑想ってすごいんだ!』でした。

カイヴァリヤダーマ・ヨーガ研究所に行ったことにより、私の中でヨーガに対する思いが少しづつ変わってきたことは確かです。

次回はそのあたりの事を書いていきたいと思います。

 

 

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