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【母の味(おふくろの味)について思う事】

【インストラクターデビューの道のり パート23】

みなさん、こんにちは。TerasuスタッフのHIROKOです。

今日は「母の味(おふくろの味)」について書いていきたいと思います。

皆さんにはご自分のご家族に伝えていきたい「母の味」はありますか。

私も色々ありますが、この時期特に思うのが『巻きずし』です。

巻きずしは手間がかかるので、普段はほとんど作りませんが12月31日と2月3日には必ず作っています。

お正月用と節分の恵方巻です。

お正月用はちょっとつまむのに便利ですし、恵方巻は一年の行事の一つですね。

 

母が作ってくれた巻きずしには「厚焼き玉子」「かんぴょう」「干し椎茸」「ほうれん草」「金時人参」「かまぼこ」そして「ごぼう」の7種類が入ります。

子供の時から食べていたので普通だと思っていましたが、「ごぼう」が入っているのは珍しいねとよく言われました。

確かに今まで自家製以外で「ごぼう」が入っている巻き寿司を食べた事はなかったです。改めて意識して食べると「ごぼう」がアクセントになって、すごく美味しいと感じました。

今となってはもう亡き母に色々聞くことは出来ませんが、「ごぼう」を入れるのは『地に根づく』かららしいです(姉談)

最近はなんでも売っていて自分で作るよりも美味しく安く手に入ります。でも、せめて一つ二つは手間がかかっても自分で作って家族に伝えていきたいと思います。

 

お寿司でいえば両親は京都府北部の丹後出身ですので「ばらずし」はよく作ります。

(写真は、とり松さんの「ばらずし」)

最近ブームになったせいか、デパ地下でも販売されているのを見ますし、試しに買ったこともありますが、子供の時から染みついた「ばらずし」の味と微妙に違うため自分で作って自画自賛で食べています(笑)

 

食を引き継ぐという行為は、ただ味を伝えるだけではなくその時その時の母のしぐさや風景、においまで思い出されます。

五感すべてがその時のことを呼び起こしてくれ、とても幸せな気持ちになります。

私の幼少期はまだ物が豊かでなかったため、たまの「巻き寿司」や「ばらずし」はとても御馳走だったので鮮明に記憶に残っています。

 

そんなことを思うと、今の子供たちはどうなんだろうと少し心配になります。

日本独特の四季折々の行事と共に食される食べ物が、食卓から消えて行かないように願っています。

もちろん購入して食しても良いのですが、たまには自分で作ってみて工程も楽しんで欲しいと思います。

『チンして』なんでも出来る時代、せめて「母の味」だけは残したいですね。

 

皆さんには残していきたい「母の味」ありますか。

 

余談ですが、「母の味(おふくろの味)」とは言いますが、「父の味(おやじの味)」って言いませんよね。これからは「おやじの味」って言葉も使われるようになるのかな(笑)

 

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