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ドラマ 【じぞ恋】に出てきたヨガ哲学 ①アヒムサ(非暴力)
【インストラクターデビューの道のり パート35】
みなさん、こんにちは。Terasu スタッフの HIROKO です。
突然ですが、皆さんは19日から始まった『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』のドラマご覧になりましたか?
ご存じの方も多いと思いますが、主演の上野樹里さんの職業がヨガインストラクターなんです。多分今までヨガインストラクターがヒロインのドラマは無かったのではないかと思います。
(画像:HPより引用)
このドラマを機会に、これからヨガ哲学の事を書いていきたいと思います。
今回のテーマは『アヒムサ(非暴力)』
第一話で紹介された言葉です。
ヨガを学ぶと必ず出てくる言葉で、ヨガを実践していく上でとても重要です。ヨガの実践は八段階ありその1番目【ヤマ】の中に『アヒムサ(非暴力)』はあります。
【ヤマ】と言うのはヨガ哲学では、やってはいけない事とされる5つの戒め(社会の規律)で、①アヒムサ(非暴力)②サティヤ(正直、真実)⓷アスティヤ(不盗)④ブラフマチャリヤ(禁欲、節制)⑤アパリグラハ(不貧)となります。
その中でも、今回紹介する『アヒムサ(非暴力)』は、とても重要ですべてに通じると言われています。
『アヒムサ(非暴力)』と表現されていますが、この非暴力と言うのは自分が直接他人に対して暴力的な行動をとらなければ良いというような単純な事ではありません。
「体・心・言葉・態度の暴力を慎むこと」とされており、これは他人に対してだけではなく自分や世の中のすべての生物や物に対しても含まれます。
例えば、嫌いな人が何か失敗したら「ざまあみろ」と心の中で思ってしまう事はありませんか。
自分では言わなくても誰かが人の事を中傷した時に、同じようにうなずいていませんか
相手に対して傷つくイメージを持つことも『暴力』です。
では、他人に対してばかり『アヒムサ(非暴力)』ができても、自分自身の気持ちを抑制していたのでは自身が傷つきますね。
また、失敗してやる気が起きない時など「私はだめだな・・・」とネガティブな言葉を自分にかけたり、暴飲暴食や身体を酷使して疲労させていませんか。
ヨガ哲学では、自分自身への『アヒムサ(非暴力)』も大切にしています。
「他人にも優しく、自分にも優しく」そのバランスはとても難しい事ですが、自分と他人に対して平等に『アヒムサ(非暴力)』を実践しなければなりません。
そのためには自分を客観視することにより、心のモヤモヤに気づき感情の波に飲み込まれないように努力する、という事です。
動物や植物はもちろん、物に対しても優しく接することが大切です。
『アヒムサ(非暴力)』の観点からヴィーガンやベジタリアンの方も多いと思いますが、私は、「ヨガをしているから・・・」「インストラクターだから・・・」との理由で無理にヴィーガンやベジタリアンになる必要はないと思っています。無理をするという事は自分に対しての『暴力』だと思うから。
動物だけに限らず私たちはあらゆる命を頂いています。以前のブログに魚釣りの事を書きましたが、頂く命に感謝して食べる分だけ無駄なく丁寧に扱う事で良いのではないかと思います。
物に対しても、散らかして片づけない、まだ使えるのに捨ててしまう、物を放り投げる等々、ついつい雑に扱っていませんか。
『アヒムサ(非暴力)』の意味を十分に理解し、日常の中に少しでも取り入れていきたいですね。
自分を含めた全てのものに、優しく!! ですね。
余談ですが、樹里ちゃん演じる杏花先生はスタジオの中では落ち着いてシュッとしていてカッコいいですが、私生活ではバタバタで私はとても親近感があります(笑)
次回(明日)も楽しみです!!
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