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ドラマ 【じぞ恋】に出てきたヨガ哲学 ②サティヤ(正直、真実)

【インストラクターデビューの道のり パート36】

みなさん、こんにちは。Terasu スタッフの HIROKO です。

じぞ恋、第二話では【サティヤ(正直、真実)】の話をされていましたね。

【サティヤ(正直、真実)】は前回紹介したヤマの二番目の教えです。

ドラマでは相手を思っての嘘は思いやり的に表現されていましたが、ヨガ哲学では絶対的な【サティヤ(正直)】は方便の嘘も言わないとされています。

「嘘をつかないこと」と言われることも多いですが、これは嘘をつかないために、正直に思ったことを伝えなさいと言う意味ではありません。

例えば、友達からお土産のお菓子を貰ったけど、好みのものではなく自分では食べなかった。後日感想を聞かれた時「好きではなかったので、食べなかった」とは言えませんよね。

つい、「美味しかったよ!」と言ってしまうと思います。正直に言ってしまうと友達は傷つきます。

 

ヨガ哲学では、全ての行為の始めの一歩に【アヒムサ(非暴力)】がある事は前回お話ししたと思います。

だから、相手を傷つける事を言ってはいけないのです。

じゃあ、どうすれば良いの?って話しですよね。

 

まずは、その「真実」を相手に伝えることが、その人にとって役に立つことであるかを考え、出来れば沈黙を守ります。

ヨガの教えのなかには【喋りすぎない】と言う教えもあり、余計なことは言わない事です。

 

どうしても伝えなければならない場合は相手を傷つける物言いは避け、誠意をもって相手に伝わるように話をします。自分の言動をしっかり観察し言葉や行動を選ぶことも大切だと思います。

相手に対して思いやりの気持ちがあれば、自ずと伝わると思います。

他人への嘘をつかない実践をしていくと、相手との信頼関係を高めることになり人間関係もとてもシンプルになってきます。

 

しかし、他人に対する【サティヤ(正直)】よりも難しいのが、自分自信に対しての【サティヤ(正直)】です。

皆さんは、毎日を自分に正直に過ごしていますか?

小さな嘘も含めて、自分に嘘をつかずに生活するなんて、とても難しいです。

良く思われたいと思い、ついつい話を合わせたり、辛くてしんどいのに平気な顔をしてみたりと、自分の心や体に嘘をついています。

自分への【サティヤ(正直)】を実践するためには、まず自分観察をしてみましょう。

なぜ、嘘をついたのか自分に問いかけて心の声を聞いてみます。

すると、『他人に良く思われたい』とか『恥ずかし思いをしたくない』とか他人からどう見られる「他人軸」でいることがわかると思います。

その場を取り繕う小さな嘘が、他の複数の嘘を生むことになり結果、自分自身を苦しめることになります。

自分自身に誠実に真実を見極めながら小さな嘘も排除すると、要らない思考がなくなり心がシンプルになります。

心がシンプルになれば、毎日が穏やかに過ごすことが出来ますね。

 

またヨガ哲学では、『正直に徹した者には、行為とその結果がつき従う』とされています。

どういう意味かと言いますと、どんな時にも嘘をつかず、隠さず、正しい事を貫いた人が言った言葉は現実になるという事です。

それは【サティヤ(正直)】の実行によってその言葉が純正で非常に強い力を持つようになる為です。

それほど、正直に生きるという事はとても難しい事なんでしょうね。

 

皆さんも、一日でも良いので全く嘘をつかない日を過ごしてみませんか。

そうすれば、あなたらしく生きるための気づきがあるかも知れませんよ

 

 

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