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ドラマ 【じぞ恋】に出てきた『今を生きる』& ヨガ哲学⑤アパリグラハ(不貪)

【インストラクターデビューの道のり パート39】

みなさん、こんにちは。Terasu スタッフの HIROKO です。

『じぞ恋』第五話では【今を生きる】の話でしたね。

今回は【今を生きる】についてと、ヨガ哲学のヤマ(してはいけない事)五番目の教え【アパリグラハ(不貪)】のご紹介をしたいと思います。

 

皆さんは【今を生きる】って聞いてどのように感じますか。

ほとんどの方が『今を生きてるよ!』と、思っていても実は意識は『過去』や『未来』に向いています。

過去の失敗や過去の栄光、または未来への不安に思いを巡らしていませんか。

私も頭の中はいつも過去の事を「あーだ、こーだ」と思ったり、まだ起きてもいない未来の事を「あれこれ」と心配をしています。

よく、過去は変えられないと言われますね。起こった事実は変わりませんが過去の持つ価値は変えられると思います。

【過去】とてもつらく悲しい出来事があったとしても、その経験があるからこそ【今】の輝く自分がいれば、その経験に感謝することになり過去の自分に価値が生じます。

また、【未来】も【今】の生き方で変わります。

なので、いかに【今を生きる】事が大切であるかわかりますね。

【今を生きる】ポイントは考えても仕方のない事に執着せず、今やるべきことを淡々とやり続ける事です。それでも心は過去に戻り後悔し、また未来に不安を抱きます。

そんな自分を責めることなく、そんな自分に気づき今の行動に集中します。

ヨガのクラスでは常に呼吸に意識を向けるようにガイドします、呼吸に意識を向けることにより心を【今】に戻します。

呼吸はいつも変わりなくしています。時に早くなったり、ゆっくりだったりしますが生きている限り呼吸は続きます。だから、いつでもどこでも呼吸に意識を向けることは出来ます。

皆さんも、心があっちこっちに動いたら、呼吸に意識を向ける練習をしてみませんか。

そして、自分の大切な時間を【今を生きる】ために使いましょう。

 

では、ここからはヨガ哲学のご紹介をしたいと思います。

ヤマ(してはいけない事)五番目の教え【アパリグラハ(不貪)】です。

不貪の「貪」は「貪る(むさぼる)」と読みます。つまり「不貪(ふとん)」とはあれもこれも欲しいと思わず、生きていく上での最小限のものだけを所有し、つつましく生きなさいと、いう事です。

「多くのものを所有するほど多くの問題を作り出し。多くのものを所有しない時は幸福である」とされています。

人の欲求は次から次へとエスカレートしていき、「もっと、もっと」と繰り返します。それは常に外側に意識が向いて人と比較し、自分に無いものに目が行くからです。

充分に物を持っているのに、流行だから、自慢したいから、または安かったから等の思いから必要以上に物を持っていませんか。

それらの物は、実際には使われずにため込まれた状態になっていることが多いと思います。

手に入れた時は満足でも、また新たに欲しいものに執着し、それが手に入らないと不安になったり怒りが生じたりする。

また、『物』だけではありません。お金や地位や自分の思いも同じです。

過去の自分にいつまでも囚われて、大切な【今を生きる】事を放棄していませんか。

『過去は過去』と、自分の思いを手放すことで軽やかな心を取り戻し、生き方がシンプルになり自分の中の幸せに気付く事ができるでしょう。

言うは簡単ですが、日々意識することで少しづつ実践していけると思います。

 

衣替えのシーズンです。

皆さんも、この機会に不用な物、不用な思いは手離してみましょう!!

 

 

【お知らせ】

6月よりクラスが増えます! 水曜日 15:30~16:30です。

 

 

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毎週月曜日 17:30~18:30

毎週火曜日 10:30~11:30

毎週金曜日 12:00~13:00

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