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TAKAEブログ#5 食について

どうも!

 

金曜日の12時から13時まで「内面からうるおうヨガ」を担当しているTakaeです。

 

連日、猛暑が続いていますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか?

こう毎日暑いと、食事もついつい何を食べようかと悩んでしまいますね。

人間、体が資本。ちゃんと栄養を吸収しないと動ける身体は得られません。

当たり前のことですが、食事は大事です!!

 

ブログ⑤回目の今回は、少しヨガ的な視点から離れて、ここ数年の私の食に対する独自の見解をお話していきたいと思います。

皆さんは、普段から口にするものに気を付けておられますか?

私は6年ぐらい前までは、意識の高い食生活をしていました。(意識の高いという表現、使いたくないですが。)

 

もともと、仲良くしていた近所のお姉さんのお母様がとても意識の高い方だったので、自分もその影響で幼少期から既にいろいろ気にするようになっていました。

大学卒業後の留学先のフランスでは、その当時の日本に比べてBIO商品が豊富に出回っており、私にとってはまさに夢のような国でした。

そして、フランスで一緒に住んでいた友人も同じ資質を持った方だったり、働いていたゲストハウスのお客様にベジタリアンやビーガン、マクロビを取り入れておられる方等が結構おられ、私の身の周りにそういった文化が自然と入ってき更に影響を受けることになったのです。

 

さて、話は変わりますが、数年前に上映された『人生フルーツ』という映画(民放のドキュメント)をご存知でしょうか?

ある建築家の老夫婦の日常を撮った作品なのですが、彼らの生活は

毎日、大きな庭の手入れや土作り、その庭で育った果実などの収穫、その収穫した果実を料理したり保存食にしたり、出来上がったものをまた人に分け、そしてまたいい土作りをする。老夫婦の1日の生活としては考えられないほどずっと働きっぱなし。ある意味その生活は質素という概念も超えたものでした。

一日一日、本当に真面目に丁寧に生活をされている姿はとても輝かしかったです。

そんな生活をみて、自分もいつかは実践したいと憧れを抱くほどでした。

 

しかしながら、そんな憧れを持った私には、年々彼らのような生活を送ることは難しくなってきたように感じます。世界の情勢の影響もありますが、日々の暮らしの中で時間やお金がどうしても必用となってしまっていること。

かといって、自給自足の生活をするのにも限界があります。

毎日食べるお米や、生で食べる人参や玉ねぎは無農薬のものを選んでいますが、

今や安心安全にこだわり作られた食品は高価なものとなり、セレブが好むものとなり、さらには容易に手が出しにくいものとなっています。

昔は安く手に入った魚ですら今や世界中で獲り合い、不足し、更に値が上がり。

天然のものを毎日食卓に並べられなくなってきました。家畜の飼料もどこまで安全なのか。。。

そんな中で、自分の食に関する摩擦が生じ始めました。

理想とする食生活を続けていきたいが、そうするにはお金と時間が必用。

意思や思いのために犠牲を払い頑張ることは少し辛い。

それは、本当に自分にとって最高に健康で幸福なことなのか?

私たちには、意思や信念があり、もちろんそれを選択する自由はあります。

けれども、いろいろ折り合いをつけて、より豊かに生きていかないといけない時代なのではないかと思うようになりました。

 

さて、またまた話しは変わりますが、

以前、福祉入所施設で働かれている方に伺ったことをお話します。

持病が糖尿病の方で、お菓子が凄く好きだけれども、施設に入所してから全く食べることを許されておられない方がおられました。

食べたいものも食べられず、味気のない食事。病状が悪化しないように、食事を

制限するのは最もです。

しかしながら、死ぬまでその管理された生活を続けるのは、その方にとってこの先ずっと幸福感(食べる楽しみ)がないということでもあります。

もし一回のお菓子で寿命が1週間、いや1ヶ月縮むとしても、

我慢しながら長生きするよりたまには幸福感を得ることをしてもいいのではないかと思います。

体に悪いものもずっと食べるのはいけませんが、それで一時の幸せがあるのであれば、それは人間らしい生活ではないかと思うのです。

 

よくヨガに真面目に取り組まれている方などは、ニヤマ(勧戒)の中にある清浄(シャウチャ)にあるように、食べ物も清らかで元気なもの。青々としたものを摂るようにしましょうという教えに従順でおられたり、グナ(自然界の根本的な質)として、サットヴァ的な食べ物(エネルギーに満ちた新鮮なもの、純質で自然なもの)を摂るようにされていたりします。

それは、本当に素晴らしいことだと思います。

 

それによって、犠牲を伴わず健康という満足感、幸福感が得られるのであれば最高だと思います。

 

人によって、何が幸福であるかは違うと思います。

 

でも、もしその位置付けが「〜しなければならない。」という義務的なものの中であるならば、少し気持ちを緩めた方がいいのかなと思います。

「〜の方がいいな。」というぐらいが、一番身体と心によいのではないかと。

 

人と共に生きていく中で、無理せず、頑張り過ぎず、自分が食を通していかに幸福感を得つつ生きていけるか。

そこが、最終的な答えなのではないかなと思います。

『内面からうるおうヨガ』

毎週金曜日12時〜13時

@テラスヨガ

 

呼吸に意識を向け、

身体の温かさや、軽さ、重たさ、血の巡りを感じて動いていただくクラスです。

初心者の方でも安心してご参加していただけます。

『おかえりヨガ』

毎週水曜日19時半〜20時

インスタライブ

京都のヨガスタジオTerasu

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