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CHIEブログ#9 春 眠いのは「肝」のせい?

こんにちは。CHIEです。
 
担当クラス
「ゆるめる自力整体」
日曜13:30‐14:30
 
 
前回は便秘をテーマにクラスを行いました。
腸にたくさんアプローチしていきましたので、途中からお腹がグルグルと動く音が聞こえてないかハラハラしていたのですが、終わってから生徒さんも自分のお腹の音が気になって~と(笑)。
その後の経過も聞かせていただけるとありがたいです。
 
 
 
 
さて暦の上では春ですが寒い日が続きますね。
 
東洋医学では春は「肝」の季節です。
 
陰から陽へ変化する季節。
陽気が段々旺盛になり、植物が芽生え木々がのびやかに成長します。
 
動物たちも動き出します。
私たち人間も春は何かと忙しいですよね。
 
それに加えて三寒四温の温度の変化が体にこたえます。
 
そのような春の季節の変化は五臓六腑の「肝」に影響してくるんです。
 
この東洋医学でいう「肝」は現代でいう「肝臓」とはイコールではないです。
消化機能や解毒作用など共通する部分もあるのですが、大きな違いは「肝」は気をコントロールし、感情に作用すると考えられています。
 
 
春の陽気は気の流れを活発にし、そのために気分が落ち込みやすかったり、イライラしたり、ぼーっとしたりすることがあると思います。
これらは「肝」の気の流れを調節する働きが急に増えた陽気のためにうまくいっていないということです。
 
現代ではこのような症状は自律神経が乱れている、と言われますね。
自律神経という言葉がなかった時代、それは「肝」の働き、気の巡りが影響していると考えられていたのです。
 
 
ではどうしたらいいのか。
春には春の養生があります。
 
それは寝ることです。
疲れた「肝」は寝ることで整います。
春眠暁を覚えず、と言いますが、春は眠くて当然なんです。そして寝たほうがいい季節なんです。
昔の人は良くいったものですね。
 
 
でも簡単ですが、難しい。
 
日本人は睡眠時間の短さが世界トップクラスです。
なぜでしょうね。
お仕事や家事などで忙しくて寝る時間が取れない、ということもあると思います。
また、不眠ということもあると思います。
 
かく言う私もあまり偉そうなことは言えません。
早く寝なきゃと思いながら気づけばもうこんな時間!と言うことは少なくないです。
 
生活習慣はなかなか変えるのは難しいですが、
自力整体的には不眠と眠りの質をサポートしたいと思います。
 
と言うわけで次回のテーマは「不眠」です。
ぐっすり眠れますように。
 
では、日曜にお待ちしております。
京都のヨガスタジオTerasu

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