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ASUKA ブログ #12 温泉

先日有馬温泉に行ってまいりました。私は温泉が大好きです。京都に移住してからは今までは中々遠くて、行く機会のなかった関西の温泉に行けることに嬉しく思っています。温泉にはもちろん身体的なメリットがあると思うのですが、精神的にも癒しが止まりません。普段洋服を着て街に繰り出しているときに、見ず知らずの人に話しかけようとはあまり思わないかと思います。しかし温泉で着飾らずにゆっくりしていれば、隣の人に話しかけてみたりするかもしれません。そしてそこで喧嘩になったりすることはまずないと思うのです。みんながリラックスしている状態ですから、心を落ち着けて、心のこもったコミュニケーションができるような気がします。

同様に温泉に一緒に行ける仲ってやはりいいなぁと思います。友達同士で温泉に行こう~となれる仲って少し一つ殻を破れている仲だと思うのです。女性同士で言えばすっぴんを見せ合える仲であり、お風呂上がりのゆったりした格好でも許し合える仲と言いますか。そしてお風呂に入る時間などは本当に人それぞれだと思うのですが、そこを気にしすぎずお互いに許容できる仲であるか。そう思うとやはりお風呂の仲って少しハードルが違うなと思います。

私はお風呂が好きなので、中高生の頃から、友達とスーパー銭湯などに行っていたのですが、お風呂が好きでない友人ももちろんいました。学生時代の親友がまさにそうで、地元で有名なとても良いと言われる温泉がその子の家から徒歩数分の距離にあったのですが、ほぼ毎日会っていたのに、一緒にそこに行けたのはたったの一回でした。やはり価値観というものは人それぞれで、私の家族はその車で片道20分の距離の温泉が好きで回数券を持って行っていましたが、その温泉まで徒歩数分の距離の友人から言わせれば、そこにあるのが当たり前で、わざわざ時間をかけて来るほどか、というような感じでした。そう言われれば確かに苦労してと言いますか、努力してその場所に辿り着くっていうのも、行きたくなる一つの要因なのかもしれません。

京都に来てからのマイブームが銭湯である私は、現に一番近い銭湯よりも少し家からは距離のある、自分の好きな銭湯につい行ってしまいます。それもすぐに行ける場所であれば、時間も気にせずパパッと行けると思うのですが、距離があって時間がかかることで、わざわざ時間を作って行こうとするので、行けた時の喜びがまた違う気がします。

何事でも簡単にそこに辿り着けたら、面白みがないのかもしれません。「大きな夢」というのを掲げて、その夢が次の日には叶っていたら、多分その夢が叶った有難みってあまり感じれないと思うのです。毎日毎日その目的地に向かって歩んで、やっと辿り着くからこそ有難みを感じられて、今ある現状に感謝できるのかなと。

今銭湯に行ける幸せ、言語に困らずに人とコミュニケーションできる幸せ、屋根があるお家に帰れる幸せ、お湯が出ることへの幸せ。これら全て、ない不便さを感じるまではその有り難みに気づけませんでした。今あるもの全て当たり前ではないですね。今ある全てに感謝して、今週も一週間素敵な日々を!

Instagram: @ceciliasuka

京都のヨガスタジオTerasu

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