Blog

女医ヨガインストラクターSEIKOのヨガブログ : 正直でいること。

毎週土曜日13時からクラシカルヨーガを担当している

女医 兼 ヨガインストラクターのSEIKOです!

先日はテラスの先生方と勉強会でした。ヨーガ哲学を中心にAKI先生の講義を受けて、

グループワークもありました。普段感じていることや出来事をシェアしたり、質問することで学びを深めていきました。それぞれの先生の思いや感じていることを聞いたり、刺激を受け、日々を振り返る貴重な機会となりました。AKI先生、参加された先生方もありがとうございました。

その日、私の印象に残ったヨーガの教えは、正直でいること、(サッティヤ 真実)です。

自分では別のテーマだと思ってあるエピソードをシェアしていたところ、それって実は、飾らない自分でいる、ありのままの自分を受け入れる、ということ、つまりサッティヤがテーマなのでは?とMAIKA先生に指摘していただきました。

気づきです

ありのままの姿見せるのよ  ありのままの自分になるの

(映画 アナと雪の女王でエルサが歌っていたことですね。)

自分に正直でいること。なかなか難しいことです。

難しいと感じている人が多いからこそ、あれだけ共感をよんで大ヒットにつながった、とも考えられます。

例えば、

カッコ悪い自分を認めて、許すとか。

違和感があっても、人工的な笑顔(心が伴わない笑顔)でその場を取り繕ろうとか。

本当は具合悪くて困っているのに、大丈夫、元気です!と言って無理してしまうとか。これはアヒムサ、(自分にも)非暴力でいるという教えにも繋がります。

ヨーガの実践では、ヨーガ哲学を学ぶと本当に腑に落ちることがあります。アーサナをとっている時間は気づきの宝庫とも言えます。もちろん、日常生活でも気付くヒントはたくさんあるのですが、身体を使いながら集中して意識を向けている分、自分の癖や傾向等に気付きやすくなります。(そこに、良い悪いを判断しないことも大事なポイントです。)

実際の練習で言うと・・・

ヨーガの練習では身体的・生理学的に効果的に働きかけるため、ある方にとっては禁忌(やってはいけない)に当たる場合があります。

例えば妊娠中や生理中ですとお腹に圧をかけすぎると良くないので、強く腹部を圧迫するポーズは避けます。呼吸法でも腹部に圧をかけてしまう等、できない実践は多くあります。

また、怪我をしていたり首や腰の痛みがある方は特定のポーズを最終形まで進まずに、準備のポーズや修飾形に留まるようガイドすることがあります。

そしてその時々でポーズをどこまで取るのかを判断するのは、常にご自身です。

身体の状態に正直にポーズをとらなければ、ご自分を傷つけてしまいます。練習では自分のために慎重に、安全で快適に、知的に、繊細に対処していきます。

どのポーズを取るか、どれくらいキープするか、そこに日頃の考えや行動の癖・傾向、あるいは今の感情が浮かび上がってきたりします。動き自体はシンプルなのですが、自分に静かに向き合う時間とも言えます。

またアーサナの効果には、最終的に葛藤がなくなる、と言う表現もあります。

自分に正直でいることを心でも身体でも表現していくこと。要らないものを手放そうと思ったり、自分の中の矛盾が解けるようになっていくかもしれません。振り返ってみたらいつの間にか力が抜けていた、より楽に生きやすくなっている、かもしれません。

クラスでは実際にヨーガを経験してみてください。

何か気づきがあるかもしれません。(なくても大丈夫です!)

土曜午後のクラシカルヨーガでお待ちしています。

SEIKO

» ホームへ戻る