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ヨガ哲学ニヤマ⑤イーシュワラ・プラニダーナ
みなさん。こんにちは。京都のヨガスタジオTerasu スタッフ兼インストラクターのYUKAです。
いよいよニヤマの5つ目!最後の1つとなりました。イーシュヴァラ・プラニダーナ(自在神への祈念)~参考文献~インテグラル・ヨーガ パタンジャリのヨーガ・スートラ
本書では「”イーシュヴァラ・プラニダーナ”は献身の生活、すべてを<主>あるいは人類に捧げる生活である」と記されています。
すべてのものに対して”捧げる”気持ちを持って生活をすることとはどういう事なのでしょうか?なぜ良いのでしょうか?
何かを捧げようとすることをイメージすると…まず捧げる為にはすべてのものごとに対して自分自身が執着していない状態。そして捧げるという行為は周りを大切にしようと思う気持ちがないと生まれないし、周りに感謝の気持ちがないと生まれない。
要するに周りの事を常に大切に考え、感謝の気持ちを持っている状態だと思います。
またヨーガスートラにはこんなことも書かれています。「神が世の中を作った。ということは世の中すべてが神である。」
この考え方から生き物だけに限らず、いつも座る椅子、食事で使うお皿、コップ・・・今目の前に存在しているすべてのものに対しても感謝の気持ちを持ってみることで、より大切に接しられたり扱えられたりして丁寧な生き方に繋がる様な気がします。
これも言うのは簡単ですが実践できるかどうかがポイント。。。
今までヤマ・ニヤマとヨガ哲学八支則の一部をご紹介してきましたが、学んだことや気づいたことがあったとしたらそれをどう生かすかがとても大切なんだと思います。全てを受け入れ行動に移すということが一番の理想かもしれませんが、それだと継続することが難しい。何か1つでも良いからまずは実践し継続してみること。
続けたからこそ気づく事があると思います。もちろん続けた結果、必要のないことだと思ったら手放したら良い。トライ&エラーの繰り返し。
私自身今回このテーマでブログを書く中で、何度も何度も本を読み返し私なりの解釈でいろいろと書かせていただきました。「正しい・正しくない」というよりは、「私だったらこんな風に感じる・感じない」という目線で読んでいただけていたらいいなぁと思います。
人それぞれ感じることが違うからこそ新たな発見があり面白いと思いますので、皆さんなりの感じ方や考えを大切にし生活してみてください。
自分自身を大切にできるからこそ周りの人を大切にすることができ、思いやりのある行動=献身の生活に繋がるのだと思います。
あとは何かを続けようと思った時は、その内容を『書き出す』ことをお薦めします。そしてそれを常に見える場所に置いておく。そうすると自分の意識の中に残されて実行しやすい。
人間の記憶力は1時間で半分ほど忘れてしまい1日経てば2割ほどしか覚えていないと言われています。それがまた良いところでもあると思いますが、忘れたくない想いや行動に関しては紙に書いて視覚化してあげると継続しやすいと思いますのでお勧めです。
ぜひ自分にとって必要なことを選択しながら、思いやりの心を忘れずにお過ごし下さい☆(書きながら自分自身に言い聞かせています)
では本日はここまで。最後までお読みいただきありがとうございました(^▽^)
もうすぐ8月も終わりますがまだまだ毎日暑い日は続きそうですので、体調崩されないようお気を付けください☆彡
#ヨガ哲学 #ヨガスートラ
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