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【インストラクターデビューの道のり パート9】

みなさん、こんにちは。TerasuスタッフのHIROKOです。

今日は趣を変えて『栗の渋皮煮』の作り方をお伝えしたいと思います。

ヨーガにも通じる話なので、最後まで読んで頂ければ嬉しいです。

『栗の渋皮煮』は今の時期しか作れない季節のスイーツです。

高級食材なので、中々自分で購入してまで作ることはないのですが、私は毎年丹波から届くのでいつも作っています。

レシピ

栗  1㎏

砂糖 800g

重曹 大さじ4

①栗は水に数時間付けておく(鬼皮を剝きやすくするため)

②水を切った栗のおしりから鬼皮を剥く(ここが最大のポイント!!)少しでも渋皮に傷が入ると煮崩れてバラバラになります。マインドフルに鬼皮だけを丁寧に剥く事により出来上がりが崩れません。

③大きな鍋に②の栗と栗が出ない程度の水を入れ、大さじ2の重曹を入れる。

(鍋は栗の灰汁で黒くなるので、お気に入りの鍋は使わない)

④お湯が沸騰したら火を弱め、15分間ひたすら灰汁をとる。

⑤丁寧に水を張ったボウルに④の栗を移し、できるだけ栗を空気に触れないように水に晒す。

⑥③~⑤の工程を繰り返す。

⑦2度灰汁抜きをしたら重曹を入れずに水だけで10分煮て残りの灰汁をとる。

⑧⑤の作業をしてから鍋に栗と水、砂糖を入れて15分間煮詰める。

⑨冷めたら煮沸消毒した容器に入れて保存する。

私は毎年渋皮煮を作っていますが、いつも鬼皮をむいている時、灰汁をとっている時まさにマインドフルネスです。

鬼皮剥きに約1時間、ひたすら一点を集中して皮を剥く。

この作業を丁寧にしないと渋皮煮は完成しません。

工程でも書きましたが、渋皮に少しでも傷が入ると最後まで形は残りません。気の抜けない作業です。

こんなこと書くと大変だから作るのやめようと思われるかもしれませんが、この集中する時間がとても心地が良いのです。

人は常に色んなことを考えています。

それもどちらかと言えばネガティブな事が多いです。

過去の失敗や嫌な思いをわざわざ思い出したり、まだ起きていない将来の不安を思ったりしています。

 

最近よく『今を生きましょう!』と言われます。

でも、言うは簡単で中々難しいです。

 

ですが、鬼皮を剥いている間は『今、ここに集中しています』

これを繰り返ししていたら、いつか作業せずとも集中することが出来るのではないかなぁと思います。

灰汁取りの単純な作業も、何も考えずひたすら繰り返す。

そんな作業を終えて、美味しい渋皮煮が完成します。

作業自体は簡単ですが手間と時間はかかる為、作る前は気合が要りますが始めた瞬間「無」になるので是非皆さんにもお勧めしたいです。

そして、出来上がった渋皮煮は最高に美味しく、またプレゼントしたら絶賛される事間違いないです。

今の時期しかできない『栗の渋皮煮』ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください。

京都のヨガスタジオTerasu

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