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【血圧と私】

【HIROKOのブログ パート66】

みなさん、こんにちは。Terasu スタッフの HIROKO です。

11月に入り真夏日の日が続いたかと思うと、また明日からは急激に気温が下がるようです。

今年の秋は気温の変化が激しく、体調管理が大変ですね。

 

さて体調と言えば、皆さんは「白衣高血圧」という言葉をご存じでしょうか。

まさに、私が体験していることですが、病院やお医者さんの前で血圧を測ると数値が高くなることです。

私は血圧が少し高めで、昔は薬を飲んでいました。

元々が薬嫌いで出来るだけ飲みたくなく、血圧が低くなってきたら医師と相談して薬をやめています。

朝夕の血圧計測は日課で、毎日の血圧変化と体調の変化には気を付けています。

 

ただ、診察に行くと朝に家で測定した時の数値よりぐんと上がり、医師も「白衣高血圧ですね」、と言われます。

医師や看護師さんの白衣を見ると、無意識に緊張して血圧が上がるということです。

 

先月、白内障の手術を受けた時の事ですが、緊張のせいか人生で見たこともない血圧を計測しました。

しばらく呼吸法で落ち着かせて再び測定しましたが、気持ちとは裏腹に血圧は高いまま。

結局手術前に降圧剤を投与しての手術になりました。

 

その時に感じたことですが、自分ではゆっくりと呼吸を繰り返し落ち着いた気持ちになっていましたが、数値の上ではそうではなかったのだ、という事。

無意識に『大丈夫、落ち着いている・・・』と、自分に暗示をかけてかえってプレッシャーを与えていたのではないかと。

 

実際、血圧を測るときには無意識に『大丈夫だろうか』と、思っています。

そういった思いがすぐに数値に反映されるのでしょうね。

心は波風立っていないのに、身体のどこかでは反応している。

病院へ行く都度に計測する血圧数値の変化に、身体の不思議を再認識しました。

 

私はあるときから自分の身体を細胞レベルで感じるようにしています。

今回も、「落ち着いてる」って言うメンタルの信号が、実は細胞まで届かなかったのだなと感じました。

血圧を上下さす自律神経は意思とは関係なく働いています。

自律神経を整えるヨーガを学び、多少なりともケア出来ていると思っていましたが、手術という非日常では、まだまだ活かせてないな、と痛感しました。

 

血圧は上がってしまいましたが、自分的には終始落ち着いていて、白内障の手術自体は10分程度で痛みもなく、医師の丁寧な説明のおかげもあり、あっという間に終わりました。

 

手術を待っている間、隣に座られたご婦人が私の血圧を見られて「私もいつも病院に来るとプラス100くらい上がるの」と話され、また「この前手術をしたけど、簡単にすぐ終わりますよ」と声をかけてくださいました。

 

そして、手術室へ向かう私に手を振って下さいました。

その一言、そのしぐさにどれほど救われたかしれません。

 

病院では色々な人がおられますよね。

長い時間待たされておられる老夫婦の会話ですが、奥さんが「みんな、よう黙って待ってはるな」と言われた時、ご主人が「イライラしても仕方ないやろ」と、やさしく返されていました。

その一言で、奥さんも「そやな」と。

もしご主人も「ホンマや、イライラするわ」と返されていたら、きっとお二人とももっとイライラされたのではないかと思います。

 

ご主人最高!と、思いながら待ち時間を楽しんでいました。

 

人生初めての手術。

多分ヨーガを学んでいなかったら、これほどまでに自分の身体に意識を向けていなかったかもしれません。

手術を通じて自分の身体の中で起きていること、そして思考はどの様に動いているのかを観察できた貴重な経験でした。

 

だた、残念なことが一つ。

はっきり見えすぎて、顔のシミや毛穴が・・・(苦笑)

 

 

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