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【blog】女医ヨガインストラクターSEIKOのヨガブログ”アーサナの奥深さ”

毎週土曜日13時から コミュニティークラスでトリートメントヨガを担当している

女医 兼 ヨガインストラクターのSEIKOです!

今日は、アーサナの奥深さについて医師目線からお伝えします。

600年ほど前に書かれたヨーガの教典、ハタ・プラディピカによると

ヨーガをたゆまず実践する者は、若かろうが、老衰していようが、病的であろうが、弱っていようが関係なく成功を得る

つまりヨーガの実践は全ての人ができる、ということを言っています。

本当にそうなら、なんて素晴らしいこと!と思います。

これは、アーサナ(ポーズ)をとることだけがヨーガの実践ではなく、その他にも哲学に基づく考え方や呼吸法、瞑想などが含まれるから、と解釈されます。

しかし、アーサナを練習する際にも筋力や可動性、体調などからご自分に合ったポーズを選び負荷を調整することもできます。ここが、私が日々感じているアーサナの奥深いところです。

伝統的なヨーガでは、

自分の能力の範囲でポーズを練習し、続けることで時間をかけて身体を養っていきます。そのプロセスは医師目線でも安全で無理がなく、多くの人が実践しやすいと言えます。

例えば、アルダハーラーサナは、アルダは半分の、という意味で半分のハーラーサナ、つまりハーラーサナの準備となるポーズです。これには片足だけで練習するやり方(負荷は両足のものより軽い)と両足で練習するやり方があり、ハーラーサナの前に2つの段階で準備のポーズが用意されています。そんなところに、今ハーラーサナができなくても、少しずつ進めて大丈夫だよ、という優しいメッセージを感じます。

ほんの一例でしたが、クラスでは実際にアーサナを体験してみて下さい。優しい気持ちだったり、心地よさ、どんな感じがあるでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

トリートメントヨガにてお待ちしています。

SEIKO

)仰向けの基本姿勢から足をまっすぐ伸ばしたまま床からゆっくり天井に向けて持ち上げていく。

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