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🍓6月11日 【ストロベリームーン】 心を照らす、やさしい手放しの時間

6月11日、夜空にまあるく浮かぶ満月。

この時期の満月は、「ストロベリームーン」と呼ばれています。

アメリカ先住民が、いちごの収穫時期にちなんで名付けたとされるこの月は、

淡く赤みがかった光で空を照らします。

「恋が叶う満月」

「大切な人との絆が深まる」

そんなロマンチックな意味合いでも知られるストロベリームーン。

でもこの満月には、もっとやさしいメッセージが込められているように感じます。

満月は「手放し」と「感謝」のタイミング

月の満ち欠けのサイクルは、自然界のリズムそのもの。

そのなかで「満月」は、エネルギーがピークに達する瞬間。

心がゆれたり、眠りが浅くなったり、

なぜか涙もろくなる…そんな方もいるかもしれません。

それは、心や体が「もういらないもの」を手放そうとしているサイン。

だからこそ、この満月の夜は、こんな問いかけをしてみませんか?

「最近、がんばりすぎていたことは?」

「もう手放してもいい思い込みや不安はある?」

「今、感謝したいことは何?」

呼吸とともに、静けさを取り戻す

満月の夜は、ゆっくりとした動きや、静かな呼吸に身をゆだねてみるのがおすすめです。

たとえばヨガマットの上で、

いつもよりすこしだけ長くシャヴァーサナの時間を取ってみたり、

胸に手を当てて、深くゆっくり呼吸してみたり。

ストロベリームーンのやわらかな光が、

あなたの内側をそっと照らしてくれるはずです。

最後に

ストロベリームーンは、実際には赤く見えないこともあります。

でも、その名前の響きや意味が、私たちに伝えてくれるのは、

「ほんのり甘くて、やさしい時間を大切にしよう」ということ。

手放すことも、立ち止まることも、ひとつの前進。

どうかこの満月が、あなたの心にやさしい余白を運んでくれますように。

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