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🍃8月7日「立秋」 ~ 夏の終わりに、心と体をととのえる ~
暦の上では、8月7日が「立秋」。
まだまだ暑さが続くこの時期に「秋の始まり」と言われてもピンとこないかもしれませんが、自然界では少しずつ季節が動き始めています。
スーパーに行くと秋の果物や野菜が出始めたり、こんな小さな季節の変化に気づくことは、自分自身の変化にも気づくこと。
「なんだか疲れが抜けない」
「少し気持ちが揺れやすい」
そんなサインが出てきたら、季節の移ろいに心と体がついていけていないのかもしれません。
🍂 立秋は「ととのえる」タイミング
東洋の伝統的な考え方では、立秋は「余分な熱を手放し、次の季節に備える準備のとき」。
夏に蓄積された熱や疲労、乱れたリズムを見直し、秋の実りを迎えるための土台を整える季節です。
この時期のおすすめは…
- 深く呼吸すること
- 頑張りすぎず「ゆるめる」こと
- 胃腸にやさしいものを選ぶこと
- 湿気や冷房でこわばった体をほぐすこと
そして何より、「自分の内側に目を向ける時間をつくること」。
🌾 立秋のメッセージ
「季節がめぐるように、私たちの心と体も少しずつ移ろっている」
そんな当たり前のことに気づかせてくれるのが「立秋」という節目。
慌ただしい日常のなかで、少し立ち止まり、やさしく深呼吸してみませんか?
ヨガは、外の季節と内なる自分のバランスをととのえる時間です。
今日という一日が、皆さまにとって静かに満ちる日となりますように。