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SEIKO’s ブログ お掃除☆
こんにちは!
毎週土曜日13時からクラシカルヨーガを担当している
女医 兼 ヨガインストラクターのSEIKOです。
この夏のマイブームは、赤♡だったのですが、夏バテ対策になりそうなものを摂っていたら不思議と赤いものが多かったです。
例えば、
- トマト。旬☆ですね。この季節は鶏肉とトマトの煮込みがお気に入りです。リコピンは疲労回復に良いとされますが、実際に疲れた身体に美味しさが染み入るような感じがします。( 他にもピーマンやナス、ゴーヤなど夏野菜がとても美味しいですよね。)
- 友人特製の梅干し!The 夏バテの救世主です。甘いものよりは、しっかりとしょっぱいものが良いみたいです。種は持ち歩きのお水に入れると、塩分補給にもなります。
- お茶はルイボスティーかローズヒップティー。力が湧いてきます。赤紫蘇のドリンクも美味しいですよね。(少し、カフェインは控えたい気分です。)
良かったら皆さんにとっての夏バテ対策だったり、今のマイブームもお聞かせくださいね⭐︎
さて、今日お伝えするのは、お掃除☆の話です。
私たちの生命エネルギーを適切に流すために、伝統ヨーガではお掃除をします。(まず、着眼点がとても興味深いですよね。)
そういう発想や文化は無いので、私も初めは少し驚きました。しかし、確かに医学的にも理にかなっていたりします。
ヨーガでは、身体の中には生命エネルギーの通り道が無数にあるとされます。この生命エネルギーが通る管のことをナーディと言いますが、目に見えないものを含めると全部で72000本あると言われています。(興味深いですよね。)
例えば、目に見えるものでイメージすると、こんな感じです。
- 食べ物の通り道(口から食道・胃、そして直腸までの全消化管)
- 空気の通り道(鼻から咽頭・喉頭・気管・肺)
- 血液の通り道(血管)
- リンパ液の通り道(リンパ管)
- 神経が走る道(脊髄等の神経)
- 光の通り道(目から視神経)
伝統的なヨーガでは浄化法、アーサナ(ポーズ)、呼吸法などでこれらを綺麗にして生命エネルギーを適切に流していくように働きかけます。1時間のヨーガ実践の後の身体のスッキリ感は、お掃除した後のスッキリした感覚に似ているかもしれません。
そして、ヨーガは目に見えるものだけでなく、目に見えないものを扱っていきます。実践に集中することで、実は心もスッキリします。それは、要らないメールを大量に削除した後のスッキリ感と似ているかもしれません。
それだけではありません。
ヨーガの経典では、心のお掃除、つまり、私たちの心を綺麗にする方法☆についても、伝えてくれているんです!
それは心の純粋な状態を保つ実践で、日常の人間関係においても超有用なテクニックです。
心の清澄(チッタプラサーダナン)は、他人の幸福への親しみ、不幸への憐れみ、徳への喜び、不徳への平等心を抱くことで生ずる。(ヨーガスートラ第1章33節)
- 幸せな人には・・・親しみ(友情)を
- 悲しみや苦しみを抱えた人には・・・慈しみを(同情心、思いやり)
- 徳のある高潔な人には・・・喜びを(自分のことのように喜ぶ)
- 不徳の悪人に対しては・・・平等心を(本人を憎まず、悪いことには反応しない)
これら4つの態度を養うと相応の人に相応の態度をとることが出来ます。
その結果私たちは、こころに静けさと平穏を保つことができます。
ヨーガの先生が伝えてくださったのは、
私たち人間はこれらと逆の傾向を持っている。(ちょっと安心しますね)
この実践の良いところ。それは自分の日頃の行いに注意を向け、自分自身の態度を分析することができます。それが自分自身を知るということに繋がります。(とても大人っぽい実践かと思います。)
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
9月のテーマ、浄化に関連して、今日はこころのお掃除のお話でした♡。
身体のお掃除についても、また改めて触れたいと思います。
いつも、ありがとうございます!
土曜午後のクラシカルヨーガにてお待ちしています。
SEIKO