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SEIKO’s Blog ヨーガと医療(前編 医療からみたヨーガ)
こんにちは!
毎週土曜日13時から簡単クラシカルヨーガを担当している
女医 兼 ヨガインストラクターのSEIKOです。
今日は、ヨーガと医療、について書いてみようと思います。
私たちが健康について願うこと。それは、できるだけ長く健康で、病気や障害を最小限にし、生活の質を向上させたい、ということかと思います。
近年米国では、まさにこれを目的に、ライフスタイル医学という専門領域が設立され、注目されています。新しい視点としては、治療よりも予防に重きを置いているということ。今後の医療の中核になっていくと言われています。
具体的にはエビデンス(論文)を基に生活習慣を改善するように働きかけます。病気によっては薬による治療よりも優先するよう推奨されます。
あくまで科学的アプローチで、認定医制度もあります。
対象は慢性疾患と呼ばれる癌、高血圧、肥満、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、心臓病、脳卒中、慢性閉塞性肺疾患などです。

ライフスタイル医学の柱は6つです。
- 食事(栄養)
- 運動
- 睡眠
- ストレス管理
- タバコやアルコールなど危険物質(リスクのあるもの)の回避
- 健全な社会とのつながり
非常に興味深いのは、この中にストレス管理、健全な社会とのつながりが挙げられていることです。現代社会ではますます心が私たちの健康に与える影響が重要視され、自然な流れかもしれません。それでも医療が日常的な心理的な側面にも積極的に働きかけることは、西洋医学的な視点からはとても新鮮に感じられます。
ここでもう一つ、興味深いこと。それはこの6つの柱のうち、ストレス管理の分野でマインドフルネス、瞑想やヨーガが用いられるということです。ここで、ヨーガは運動やストイックに体重を減らすことを目的に用いられていません。
まさに、その通りです。
ヨーガで身体を使いながらリラックス、静かに自分の内側を見つめる時間を持つことはストレス低減に良い効果があります。呼吸法のテクニックも私たちの忙しい思考を落ち着かせるのに非常に有用です。
インドのカイヴァリヤダーマヨーガ研究所の先生の講義では、ヨーガは運動ではない、とはっきりとおっしゃいます。現代のやり方では身体としての側面が強調されているが、本来のヨーガの目的は身体だけに焦点をあてたものではない、ということ。

さらに、ヨーガの先生はただリラックスすることや、瞑想がヨーガではない、ともおっしゃいます。それはヨーガの一部にしか過ぎないということです。
ヨーガのゴールは自分の本質を知ること。その状態では心の動きが完全に止まり、至福(人生の苦しみから自由になる)を経験する。ヨーガは生き方であり、その過程では変容があります。
変容ってどんなものかと言うと、実際に体験することとしては・・・
(後編に続く)
お知らせ
31日は優しさ溢れるNAOKO先生の代行クラス、ベーシックヨガになります。宜しくお願いいたします。
土曜午後の、簡単クラシカルヨーガでお待ちしています。
SEIKO
