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【読むヨガ】大寒 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)
2026年1月30日〜2月3日|七十二候のひとつ
「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」
厳しい寒さが少しずつゆるみ、鶏が卵を産むために、静かに小屋へ戻りはじめる頃です。
外の世界はまだ冬の景色。けれど、命はすでに「育む」「あたためる」段階へと移っています。
外へ出る前に、内へ戻る
鶏始乳が教えてくれるのは、前に進む前に、いったん内側へ戻ることの大切さ。
動き続けることや、成果を求めることから少し離れて、安心できる場所で、力を蓄える。
それは、止まることではなく、次の一歩を確かなものにする準備です。
私たちの心や身体にも、同じリズムが流れています。

「育む」
冬の終わりに近づくこの時期のヨガは、頑張るための練習ではなく、自分をやさしく包む時間。
・呼吸の温かさを感じる
・胸やお腹まわりを緩める
・安心して力を抜く感覚を知る
そうした小さな積み重ねが、やがて自然なエネルギーとなって、外へ向かう力に変わっていきます。
卵が静かな温もりの中で育つように、変化は、急がせるものではありません。
「守る」ことで、生まれる力
鶏が小屋に戻るのは、弱くなったからではなく、命を守り、育てるため。
私たちもまた、無防備なまま進み続けるより、いま必要なものを見極める事で確かな一歩を歩み出せます。
安心感は、次の季節へ向かうための土台。

スタジオからのひとこと
1月30日〜2月3日。
冬と春の境目に立つこの数日間は、外に答えを探すより、内側にある静かな温もりに目を向けてみてください。
呼吸が自然に続いていること。
身体がここに在ること。
鶏が小屋で卵をあたためるように、あなたの内側でも、次の季節を迎えるための何かが、静かに、やさしく育っています。
どうぞこの時期は、自分を育むヨガを。
