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SEIKO’s Blog 全体的に見る(後編)

私が感じている伝統的なヨーガと医療の共通点。それは全体的な見方がより深い癒しに繋がるということです。

例えば、癒しを考える時には全体的な視点が欠かせません。癒し、というものは実は繊細で複雑なところがあります。

(西洋医学からは)

・身体は筋肉と骨と臓器だけで成り立っているわけではないということ。血液、リンパ液、免疫系、ホルモン、そして神経系。複雑に影響し合っている。

・私たちは身体だけで動いているわけではないということ。生体リズム。呼吸。神経系の連動。感情の影響。いま安全であると感じられること。

(ヨーガ哲学からは)

・ヨーガには8つの枝があり、アーサナ(ポーズ)はその一つの枝に過ぎないということ。つまり、ヨーガにはポーズを超えた視点が出てきます。

(ヨーガの基盤となるインド哲学からは)

・アーユルヴェーダ(インドの伝統医学)には5つの鞘(層)という考え方があります。

人の人格には玉ねぎの皮のように5つの層があるという考え方で、外側から内側に向かって挙げるとこのようになります。

食べ物の層

生命の空気(あるいは生命力)の層

心の層(思考や感情)

知性の層

至福の層(絶対的な喜びと表現される特別な感情。身体と心とは無関係のもの。ただ嬉しいという感覚とは異なります。)

興味深いことは、隣り合う層はお互いに影響し合っていると考えられています。例えば、悪い食べ物を取ると、生命力は落ちる。生命力が落ちると、心の状態もさまよう。また、心の状態が良ければ、呼吸の状態も整う等です。

内側の層になるほどより繊細で成熟した状態となっていて、人格を発達させる過程を表しています。ほとんどの人はそこに至ることは難しいとされるのが一番内側にある至福の層です。ここでは外側からの刺激を必要としない至福の状態、自分に気づいている状態、それは最高の健康状態とも言えます。

この考え方は、私たちに全体的な見方、捉え方、について教えてくれます。

視点がとても斬新で、興味深いですよね。文化の背景もあり、この考えを理解するのは難しいのですが、私は隣の層同士が影響し合っているというところに、とても共感しました。

このような考えは私たちの日常をより良く過ごすための智慧となることでしょう。

難しいことも書きましたが、日々の練習では全体的な見方でいろいろなつながりを感じられると、身体も心も整いやすいです。そして、日常もマットの上での練習とつながっています。気持ちも楽になりやすいと感じています。

いつも、ありがとうございます。

土曜午後の、簡単クラシカルヨーガでお待ちしています。

SEIKO

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