Blog

【読むヨガ】啓蟄 初候 蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく 

2026年3月5日〜3月9日は七十二候のひとつ蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)。

冬のあいだ土の中で眠っていた虫たちが、戸を開くようにして、地上へと姿を現しはじめる頃です。

「啓蟄(けいちつ)」という言葉は、“閉じていたものが開く”という意味を持っています。

長い冬の静けさのあと、命がいよいよ動き出す季節です。

冬の内側から、外の世界へ

冬の時間は、外へ向かうよりも内側に向かう季節でした。

呼吸を整え、身体を温め、静かに力を蓄える。

その時間があったからこそ、いま、自然は動き出します。

蟄虫啓戸は、内側で育ててきたものを、そっと外へ開く季節。

急ぐ必要はありません。

ただ、扉を少し開けてみるだけでいいのです。

ヨガと「目覚める感覚」

この時期のヨガは、静けさの中にあった身体を、やさしく目覚めさせていく時間。

  • 背骨をゆっくりと動かす
  • 胸をひらく
  • 呼吸の感覚を丁寧に感じる

少しずつ巡りが戻り、身体の奥にあったエネルギーが自然と外へ向かっていきます。

それは頑張って起こすものではなく、季節とともに起こる自然な目覚め。

小さな扉を開く

大きく変わろうとしなくていい。

一気に動き出さなくていい。

冬の間に閉じていた扉を、ほんの少し開いてみる。

朝の空気を吸い込む。

身体をゆっくり伸ばしてみる。

ヨガの時間を静かに持ってみる。

それだけでも、春の流れは十分に動き始めます。

スタジオからのひとこと

3月5日〜9日。

虫たちが土の戸を開くこの数日間。

あなたの中にも、小さな扉があるかもしれません。

呼吸が少し深くなること。

身体が自然に伸びること。

外の空気を心地よく感じること。

その感覚を大切に。

どうぞこの時期は、目覚めを感じるヨガを。

» ホームへ戻る