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【読むヨガ】啓蟄 末候 菜虫化蝶(なむしちょうとなる)
2026年3月15日〜3月19日は七十二候のひとつ菜虫化蝶(なむしちょうとなる)
菜の花を食べて育った青虫が、やがて蝶へと姿を変える頃。
昔の人はその変化を見て、命が生まれ変わるような春の力を感じたのでしょう。
やわらかな春の光の中で、命が大きく姿を変えていく季節です。
変化は、準備の先にある
蝶は突然生まれるわけではありません。
長い時間をかけて、青虫として育ち、さなぎとなり、やがて羽をひらきます。
私たちの変化も同じです。
冬のあいだに整えてきたこと、静かに積み重ねてきた時間。
それらがあって、ようやく外にあらわれる変化があります。
菜虫化蝶は、内側の成長が外の姿へとあらわれる季節。

ヨガと「変化のプロセス」
ヨガの練習も、劇的な変化を求めるものではありません。
呼吸を感じ、身体に意識を向け、少しずつ整えていく。
その積み重ねの中で、ある日ふと、身体が軽く感じたり、心が穏やかになっていることに気づく。
それは、青虫が蝶へと変わるように、自然に起こる変化です。
自分のリズムで羽ばたく
蝶になるタイミングは、誰とも比べる必要はありません。
早く羽ばたく蝶もあれば、ゆっくりと羽をひらく蝶もある。
大切なのは、自分の準備が整うこと。
ヨガの時間は、その準備を整える静かな場所。
呼吸とともに、少しずつ身体と心が整い、自然な変化が訪れます。

スタジオからのひとこと
3月15日〜19日。
春の光の中で、命が軽やかに変化していく数日間。
これまでの自分を否定せず、そのまま受け入れてみてください。
呼吸が通ること。
身体が軽くなること。
心が少し自由になること。
それはもう、あなたの中の蝶が静かに羽をひらき始めている証です。
どうぞこの時期は、軽やかな変化を感じるヨガを。
