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【読むヨガ】春分 初候 雀始巣(すずめはじめてすくう)
2026年3月20日〜3月25日
昼と夜の長さがほぼ等しくなる「春分」
そのはじまりを告げる七十二候が、雀始巣(すずめはじめてすくう)です。
雀たちが、巣作りをはじめる頃。
小さな体で枝や草を運び、これから育まれる命のための場所を整えていきます。
春は、ただ芽吹くだけではなく、“育てるための準備”が始まる季節です。
居場所を整えるということ
雀は、いきなり飛び立つのではなく、まず「帰る場所」「育てる場所」をつくります。
それはとてもシンプルで、けれどとても大切なこと。
私たちにとっての「巣」とは、安心できる心の状態であったり、落ち着いて呼吸できる身体であったりします。
外に向かう力が強くなるこの季節だからこそ、一度立ち止まり、自分の土台を整えることが大切です。

ヨガと「土台をつくる練習」
この時期のヨガは、新しいことに挑戦するよりも、自分の基盤を見つめ直す時間。
- 足裏でしっかりと立つ
- 骨盤や背骨の位置を整える
- 呼吸が自然に通る状態を感じる
巣が安定しているからこそ、安心して羽ばたくことができるように、身体の土台が整うことで、動きも心も自然と広がっていきます。
小さな積み重ねが、未来をつくる
雀の巣作りは、一度で完成するものではありません。
何度も行き来し、少しずつ形を整えていく。
その繰り返しが、やがて命を守る大切な場所になります。
ヨガも同じです。
一回の練習で大きく変わるのではなく、日々の積み重ねが、身体と心の「安心できる場所」をつくっていきます。

スタジオからのひとこと
3月20日〜25日。
春分のやわらかな光の中で、雀たちが巣を整えはじめるこの季節。
何かを始める前に、まずは自分の居場所を整えてみてください。
呼吸が落ち着くこと。
身体が安定すること。
心が静かに戻れること。
そのすべてが、これからのあなたを支える「巣」になります。
どうぞこの時期は、土台を整えるヨガを。
