Blog
【読むヨガ】清明 初候 玄鳥至(つばめきたる)
2026年4月5日〜4月9日は空が澄み、万物が清らかに明るむ季節「清明」
そのはじまりを告げる七十二候が、玄鳥至(つばめきたる)です。
海を渡り、遠くから燕が日本へと戻ってくる頃。
毎年変わらず、この場所へ帰ってくるその姿は、春の訪れをやさしく知らせてくれます。
「戻ってくる」という感覚
燕は、新しい場所へ向かうのではなく、帰る場所を知っている鳥。
それはどこか、私たちがヨガの中で感じる感覚にも似ています。
忙しさや日常の流れの中で、少し離れてしまった呼吸や身体の感覚。
けれど、ふとした瞬間に戻ってこられる場所がある。
玄鳥至は、「本来の自分へ帰る」ことを思い出させてくれる季節です。

ヨガと「戻る練習」
ヨガは、何か新しいものを足すというよりも、本来の状態へ戻るための時間。
- 呼吸の状態に気づく
- 身体の感覚に気づく
- 思考や考えの移り変わりに気づく
- そして気づいたことを「評価しない」
そうすることで、自然と自分の中心へと還っていきます。
燕が迷わず帰ってくるように、私たちの身体や心も、本来の場所を知っています。
巡りの中にある安心
季節は巡り、燕もまた毎年戻ってきます。
その繰り返しの中に、どこか安心感があります。
変わっていくことと、変わらずにあるもの。
その両方があるからこそ、私たちは前へ進むことができます。

スタジオからのひとこと
4月5日〜9日。
燕が帰ってくるこの季節。
どこかへ向かおうとする前に、一度、自分の内側へ戻ってみてください。
呼吸が自然に流れていること。
身体がここに在ること。
それだけで、十分。
燕が帰るように、あなたもまた「安心」できる場所、いつでも自分へ戻ることができます。
どうぞこの時期は、“戻る”ことを味わうヨガを。
