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【読むヨガ】立夏 初候 蛙始鳴(かえるはじめてなく)

2026年5月5日〜5月9日は暦の上では、夏の始まり。
やわらかな春の空気の中に、少しずつ初夏の気配が混じりはじめます。

そんな立夏のはじまりを告げる七十二候が、蛙始鳴(かえるはじめてなく)。

水辺では、冬のあいだ静かにしていた蛙たちが、一斉に鳴き声を響かせはじめます。

それはまるで、「季節が動き出した」ことを知らせる合図のよう。

声をあげる季節

春は、内側を整える季節でした。
けれど立夏を迎える頃には、命は少しずつ外へ向かいはじめます。

蛙の声には、“ここにいる”という生命の力があります。

それは、誰かに認められるためではなく、ただ自然にあふれ出るもの。

私たちもまた、整ってくると、言葉や表情、行動に自然とエネルギーが宿っていきます。

ヨガと「外へひらく感覚」

この時期のヨガは、静かに内観するだけではなく、外へ向かう流れを感じる時間。

  • 太陽礼拝で気持ち良く動く
  • 木のポーズで伸びる感覚を大切にする
  • マントラを声に出して唱えてみる

冬から春にかけて蓄えてきたものが、少しずつ動き出していく。

それは頑張る力ではなく、生命が自然とひらいていく力です。

響き合うということ

蛙は、一匹だけで鳴くのではなく、周囲の声に呼応するように鳴きはじめます。

私たちもまた、ひとりで生きているようでいて、周囲と響き合いながら生きています。

呼吸も、声も、心も。
誰かと比べる必要はなく、ただ、自分のリズムを感じればいい。

スタジオからのひとこと

5月5日〜9日。
蛙の声が響きはじめるこの季節。

少しだけ胸をひらき、深く呼吸をしてみてください。

身体が軽く動くこと。
声が自然に出ること。
心が少し前を向くこと。

その感覚を大切に。

蛙たちが夏の訪れを告げるように、あなたの内側にも、新しい季節のエネルギーが動きはじめています。

どうぞこの時期は、生命の響きを感じるヨガを。

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