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【読むヨガ】芒種 初候 蟷螂生(とうろうしょうず)
2026年6月6日〜6月10日は、二十四節気は芒種(ぼうしゅ)へ。
麦の収穫が進み、田には稲が植えられる季節。
自然界では、次の命を育む営みが本格的に始まります。
そんな芒種のはじまりを告げる七十二候が、蟷螂生(とうろうしょうず)
秋に産みつけられた卵から、小さなカマキリたちが次々と誕生する頃です。
まだ小さく頼りなく見えるその姿にも、未来へ向かう力強い生命力が宿っています。

小さな始まりを大切にする
生まれたばかりのカマキリは、最初から大きく強いわけではありません。
何度も脱皮を繰り返しながら、少しずつ成長していきます。
私たちも同じです。
新しい習慣を始めるとき。
ヨガを始めるとき。
何かを学び始めるとき。
最初から完璧である必要はありません。
むしろ大切なのは、「小さくても始めること」なのかもしれません。
ヨガと「成長の種」
ヨガの変化は、ある日突然訪れるものではありません。
一回の呼吸。
一回の実践。
一回の気づき。
その積み重ねが、やがて身体や心の変化として現れます。
最初は何も変わっていないように感じても、
- 呼吸が少し深くなる
- 肩の力が抜ける
- 感情に振り回されにくくなる
そんな小さな変化は、すでに成長が始まっている証です。
比べる必要はない
生まれたばかりのカマキリは、誰かと競うことなく成長します。
ただ、自分の命のリズムに従い、その時に必要な成長を重ねていく。
私たちもまた、
「まだできない」
「もっと頑張らなければ」
と焦る必要はありません。
今の自分に必要な一歩を、丁寧に積み重ねること。それが成長の本質です。
スタジオからのひとこと
6月6日〜10日。
田植えが始まり、新しい命が動き出すこの季節。
何か大きな変化を求めるよりも、
今日の呼吸。
今日の身体。
今日の気づき。
そんな小さな一歩を大切にしてみてください。
カマキリの幼虫が未来の姿を内に秘めているように、あなたの中にも、まだ見ぬ可能性が静かに育っています。
どうぞこの時期は、「成長の種を育てるヨガ」を。
豆知識
「蟷螂(とうろう)」とはカマキリのこと。
古くから日本では、カマキリの誕生は初夏の訪れを告げる風物詩とされてきました。
目には見えなくても、自然は常に次の季節へ向かって動いています。私たちもまた、その大きな循環の中で生きているのです。
