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【読むヨガ】芒種 次候 腐草為螢(ふそうほたるとなる)
2026年6月11日〜6月15日、七十二候のひとつ腐草為螢(ふそうほたるとなる)
昔の人は、朽ちた草が蛍になると考えていました。
もちろん現代では、蛍が幼虫から成虫へと成長することを知っています。それでも、この美しい言葉には、古人が自然の中に見た神秘が込められています。
雨が増え、湿り気を帯びた空気の中で、蛍たちが静かに光を放ちはじめる頃。
目立たない場所で育まれていた命が、ようやくその光を外へと現します。

光は、静かな場所から生まれる
蛍の光は、太陽のように力強く輝くものではありません。
暗闇があるからこそ見える、やわらかく、儚く、美しい光。それはまるで、私たちの心の中にある気づきのようです。
忙しさの中では見過ごしてしまうものも、静かに立ち止まることで見えてくる。
ヨガの時間もまた、そんな小さな光に出会う時間なのかもしれません。
ヨガと「内なる光」
現代の私たちは、常に外からの情報や刺激に囲まれています。
だからこそ、ときには立ち止まり、
・スマホや通知、イヤホン等から離れる
・身体の感覚に耳を澄ませる
・今ここにいる自分を感じる
そんな時間が必要です。
ヨガの実践を続けていると、何か特別なものを得るというよりも、もともと自分の中にあった静けさや安心感に気づくことがあります。
蛍の光も、外から与えられるものではなく、自らの内側から生まれています。
暗闇は悪いものではない
私たちはつい、迷いや不安、停滞を避けようとします。
けれど蛍は、暗闇の中でこそ美しく輝きます。
人生にもまた、すぐに答えが見つからない時間があります。
しかしその時間があるからこそ、本当に大切なものが見えてくることもあります。
焦らなくていい。無理に答えを出さなくていい。
静かな時間の中で育つ光もあるのです。
スタジオからのひとこと
蛍が夜の闇にやさしく光を灯すこの季節。
少しだけ立ち止まり、自分の内側にある小さな光を探してみてください。
呼吸が穏やかであること。
身体がここに在ること。
心が少し落ち着くこと。
それらは決して当たり前ではなく、
あなたを支える大切な光です。
蛍が静かに輝くように、あなたの内側にも、すでにやさしい光が灯っています。
どうぞこの時期は、「内なる光を見つめるヨガ」を。 ✨🧘♀️🌿
