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【読むヨガ】小暑 次候 蓮始華(はすはじめてはなさく)

2026年7月12日〜7月16日は、七十二候のひとつ、蓮始華(はすはじめてはなさく)

朝の光を受け、蓮の花が静かに咲き始める頃。

泥の中からまっすぐ茎を伸ばし、水面に美しい花を咲かせる蓮は、古くから清らかさや智慧の象徴として大切にされてきました。

暑さが本格的になる季節だからこそ、その凛とした姿は、私たちの心に静けさを届けてくれます。

泥があるから、花は咲く

蓮は、透き通った水ではなく、泥の中に根を張ります。

それでも泥に染まることなく、美しい花を咲かせます。

仏教には、「泥中の蓮(でいちゅうのはす)」という言葉があります。

困難や迷い、思い通りにならない出来事があっても、それらを養分として、自分らしい花を咲かせることができるという教えです。

人生にもまた、順調な日ばかりではありません。

けれど、苦しかった経験や遠回りした時間が、後になって自分を支える力になることがあります。

ヨガと「今の自分を受け入れること」

ヨガでは、「理想の自分」になることよりも、「今ここにいる自分」に気づくことを大切にします。

身体が硬い日もある。

呼吸が浅い日もある。

心が落ち着かない日もある。

そのすべてを否定せず、まず受け入れる。

すると、不思議なことに身体も心も少しずつほどけていきます。

蓮が泥を拒まず花を咲かせるように、私たちも今の自分を受け入れたとき、本来の美しさが自然と表れてくるのです。

静けさの中に咲く花

蓮の花は、早朝に開き、午後には閉じます。

その姿は、とても静かで控えめ。

誰かに見てもらうためではなく、ただ自然のリズムに従って咲いています。

ヨガもまた、誰かと比べるものではありません。

深い呼吸を感じ、身体と心が調和したとき、内側には穏やかな静けさが生まれます。

その静けさこそが、日々の忙しさの中で私たちを支えてくれるのです。

スタジオからのひとこと

7月12日〜16日。

蓮が静かに花開くこの季節。

暑さに追われる毎日の中でも、少しだけ立ち止まり、自分の呼吸に耳を澄ませてみてください。

うまくいかない日も、迷う日も、すべてが今のあなたを育てています。

蓮が泥の中から美しい花を咲かせるように、あなたの内側にも、静かに咲こうとしている花があります。

どうぞこの時期は、「今の自分を受け入れ、心を花開かせるヨガを」

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