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【読むヨガ】大暑 次候 土潤溽暑(つちうるおいてむしあつし)
2026年7月28日〜8月1日は七十二候のひとつ、土潤溽暑(つちうるおいてむしあつし)
梅雨の名残を含んだ大地は潤い、空気は熱を帯びて、一年の中でも特に蒸し暑さを感じる頃。
「溽(じょく)」とは、湿気が多く蒸し暑い様子を表す言葉です。
暑さだけではなく、湿度も高いため、身体は思っている以上に疲れをため込みやすい季節。
自然は、この厳しい暑さの中でも、静かに季節を前へと進めています。

無理をしないことも、大切な力
暑さが続くと、
「なんとなく身体が重い。」
「疲れが抜けない。」
「やる気が出ない。」
そんな日もあるでしょう。
けれど、それは怠けているのではありません。
身体は暑さに適応するために、多くのエネルギーを使っています。
だからこそ、この季節に必要なのは、頑張ることではなく、自分を労わること。
自然も真夏には勢いだけで進むのではなく、水を蓄え、暑さを受け入れながら命をつないでいます。
私たちもまた、身体の声に耳を傾けることが大切です。
ヨガと「今の身体を尊重すること」
ヨガには、「アヒムサ(非暴力)」という教えがあります。
それは他者だけでなく、自分自身にも向けられるものです。
「今日は少し休もう。」
「今日は無理をしないでおこう。」
そうした選択も、ヨガの大切な実践です。
無理に身体を動かすのではなく、今の身体が求めていることを受け入れる。
その積み重ねが、長く健やかに過ごす力になっていきます。
呼吸が、心にも涼しさを運ぶ
暑い日は、知らず知らずのうちに呼吸も浅くなります。
そんなときこそ、一度立ち止まり、ゆっくりと息を吐いてみましょう。
深い呼吸は、緊張した身体をゆるめ、落ち着きを取り戻すきっかけになります。
外の暑さを変えることはできません。
けれど、自分の内側の状態は、呼吸によって少しずつ整えることができます。
夏を快適に過ごすために必要なのは、頑張り続けることではなく、自分のペースを大切にすることなのかもしれません。
スタジオからのひとこと
7月28日〜8月1日。
蒸し暑さが厳しくなるこの季節。
いつも以上に、自分の身体をいたわってあげてください。
水分をしっかり摂ること。
よく眠ること。
そして、ヨガで心と身体を整えること。
暑さに負けないためではなく、暑さとうまく付き合うために。
そんな穏やかな時間を、この夏も大切にしていきましょう。
どうぞこの時期は、「自分を労わるヨガを」
