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TAEブログ#8 写真展〜星野道夫の悠久の時を旅する〜鑑賞編

毎金曜日 13:30〜14:30 【はじめてのヨガ】を担当させて頂いておりますTAEと申します。どうぞよろしくお願い致します。

たまには贅沢も必要だろう、と思います。
私の思う贅沢と皆さまの思う贅沢は人それぞれですよね。
住む場所、生まれた国によっても贅沢の概念が違う。
普段は考える限りの省エネ生活をしているつもりですが、本当の省エネって電気もガスも水道も使わない生活かも…と考えると、まだまだ贅沢をし過ぎているようにも思えます。

写真展『星野道夫 悠久の時を旅する』を観に行きました。
星野道夫さんは、1952年生まれ、1966年ロシアのカムチャッカ半島でヒグマの食害に遭い43歳で亡くなられています。

アラスカの野生動物、自然、人々を撮影しながら旅をし、厳しい自然の中で動物が生きる姿、人間の生活、命の尊さを綴ったエッセイも執筆されました。

道夫さんは語ります。
「かけ離れた環境で生まれ育っている者同士の共通部分は、今という瞬間を精一杯生きているという事」

「何千年も何万年も繰り返されてきた生命の営みを目の当たりにし、人間の命は、驚くほど短い」

「いつも生まれるのが遅すぎたと思っていた。しかしこの広大な自然を前にして、間に合った様な気がした」

ここに載せきれない程に、数々の名言を残されています。厳しい自然の中で暮らしながらも、その全てが、温かく優しく包みこまれる様な大らかさを感じるのはなぜでしょうか。

極北の地で生きている人々と私達。

私たちは、文化や文明の発達の恵みを享受しながら生きている反面、経済競争や戦争などの現実を知る残酷さもあります。

アラスカの極北には、もちろんヨガスタジオも無いですし、スーパーやカフェなどもありません。それでも自然と共に生きてきた人々の知恵があり、食生活があり、脈々と現在から未来に繋がる命があります。

自分の全く知らない世界感で生きている人々が今現在、世界中におられる事を想像することで、何となく感じていた自分を取り巻く日常の閉塞感がスポーンと抜けた感じがしました。

テラスヨガスタジオから徒歩約5分程の所に、大丸京都店の6階の【大丸ミュージアム】で9/30迄開催されています。

ご興味ある方はぜひ、ヨガレッスン後に足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

ではまた次回のブログ・スタジオで、お会い(お愛)しましょう!!

Instagram… @tae.organic

京都のヨガスタジオTerasu

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