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☀️大暑の日に、呼吸をひとつ深くしてみる。

こんにちは。Terasuです。

先日、7月22日は「大暑(たいしょ)」

1年で最も暑さが厳しいとされる、二十四節気のひとつです。

朝から強い日差し、湿気を含んだ空気、

体も心もどこか外へ引っ張られていくような感覚。

いつもと同じ日常でも、ちょっとした動作に疲れやすくなったり、

呼吸が浅くなったりしていませんか?

それもそのはず。

「大暑」は、自然界のエネルギーが“陽”のピークを迎える時期。

暑さのピークを迎えると、季節はゆっくりと“静けさ”へと向かい始めます。

まさに、「陽極まって陰生ず」自然の呼吸が反転する瞬間です。

つまり、どんなに極まった状態も、やがて次の質へと転じていく。

夏の盛りは、同時に秋の気配が静かに始まる合図でもあるのです。

🌿自然のリズムに、逆らわず、寄り添う。

自然がそうであるように、

私たちの内側にも「陰」と「陽」があります。

外の暑さに対して、

内側をひんやりと鎮める時間を持つこと。

がんばりすぎる自分に気づいて、

立ち止まる勇気を持つこと。

季節の揺らぎに耳を傾けながら、

“整える”というやさしい選択を、ヨーガは教えてくれます。

たとえば、

  • 朝の白湯を一杯
  • 静かな時間に呼吸を深く味わう
  • やさしいねじりで内臓を整える

そんなシンプルなことが、

この時期を心地よく過ごす「次の季節へのスイッチ」になるのかもしれません。

🧘‍♀️季節と内なる自然をつなぐ。

ヨーガの実践は、外に答えを求めるのではなく、

自分の内側にある“リズム”や“変化”を観ていく時間。

いまこの瞬間、どんなエネルギーが巡っているのか。

どんな呼吸をして、どんな思考に偏っているのか。

それに気づけるだけで、

私たちは自然の流れともう一度つながることができます。

「大暑」という“陽の極み”のなかに、

秋への気配という“陰”の静けさが宿り始めるこの時期。

ヨーガの時間が、その移りゆくエネルギーを感じとる

大切な“感受性”を育ててくれますように。

🌱夏の疲れが出やすい今こそ、心と体の声にやさしく寄り添うタイミング。

Terasuのスタジオで、皆さんとまた静かな時間を共有できることを、楽しみにしています。

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