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【読むヨガ】立春 末候 魚上氷(うおこおりをいずる)
2026年2月14日から18日は七十二候のひとつ
魚上氷(うおこおりをいずる)
凍っていた川や池の氷がゆるみ、その下でじっとしていた魚たちが、水面近くへと姿を現しはじめる頃です。
長い冬のあいだ、氷の下で静かに時を待っていた命。
それが、そっと上へと動き出す。
春は、突然やってくるのではなく、こうして静かな兆しから始まります。
見えないところで、準備は整っている
氷の上からは、何も動いていないように見えます。
けれどその下では、確かな生命のリズムが続いていました。
魚上氷は、「見えない時間も、無駄ではない」
そう教えてくれる季節。
止まっていたように感じた日々も、動けなかった時間も、実はすべてが次の流れのための準備だったのかもしれません。

ヨガと「内側から浮かび上がる感覚」
この時期のヨガは、無理に何かを起こそうとするのではなく、自然に浮かび上がる感覚を待つ時間。
- 呼吸が少し深くなる
- 胸の奥がやわらぐ
- 背骨が自然に伸びる
その変化は、とてもささやか。
けれど確かに、内側から起こります。
魚が氷の下から上がってくるように、身体も心も、
準備が整えば自然と動き出します。
氷がゆるむとき
氷は、一瞬で溶けるわけではありません。
少しずつ、少しずつ、ゆるんでいきます。
それは、心の緊張も同じ。
冬のあいだに固くなった部分が、ゆっくりとほどけていく。
この時期は、自分の中の“氷”に気づくだけで十分。
力を抜き、呼吸を通し、ただ、いまの状態を見守る。
その静かな観察が、春への流れを後押ししてくれます。

スタジオからのひとこと
2月14日〜18日。
氷の下で動いていた命が、そっと姿を現しはじめる数日間。
外の変化を急がず、内側の微細な動きに耳を澄ませてみてください。
