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SEIKO’s Blog 全体的に見る(前編)
こんにちは!
毎週土曜日13時から簡単クラシカルヨーガを担当している
女医 兼 ヨガインストラクターのSEIKOです。
今週は寒い日でも、何か芽吹き始めるようなしっとりした空気を感じるようになりましたね。皆さん、お元気でしょうか。
匂うような春の気配に心は軽く、すぐに活動したい気持ちもありますが、実は環境の大きな変化に伴って心身の不調も出やすい時期です。アレルギー、心のざわつき、胃腸の重たい感じ、不眠等。今はいつも以上に自分の状態に関心を持ちつつ、無理のないスケジュールでゆったり過ごしてみるのもオススメです。ゆっくり湯船に浸かってみたり。暖かいもの、旬のものを取り入れる、など。

今日のトピックは、全体的に見る、です。
例えば、木を見て森を見ずという言葉がありますが、細部ばかりたくさん見ても本質的な問題になかなか辿りつけないことがあります。全体的にみる、というのは一本の木というよりも森全体を俯瞰的にみている感じ、バランスの取れた見方とも言えます。
そして、ヨーガの視点はいつも全体的です。ヨーガにおける健康とは、身体、心、魂(純粋意識とも表現され、自分の中にある完全な存在と考えます。)のバランスが取れている状態です。このバランスが取れていない状態は健康ではないと考えます。(因みに医療の現場にいる私からは、、、大分ハードルが高いよ、という印象です。)
一方で、医療現場での視点は。
一つは、(専門が)細かく分かれているという特徴があります。
例えば病院ではたくさんの診療科があります。内科、外科、整形外科、眼科、耳鼻科、小児科、産婦人科、泌尿器科、精神科・・・など。一つの科で対応する、あるいはそれぞれの科が集まって一つの病気を捉える、という考え方です。まずは細かく分けている感じです。
また、身体をみる診療科はたくさんありますが、心をみる診療科は精神科、心療内科と少ないですね。
そのたくさんの診療科の中で私が従事しているのは画像診断、つまり画像検査に関わる部門なのですが、実はちょっと他の診療科と性質が異なります。
病院では中央部門に含まれ、患者さんを直接担当するのではなくそれぞれの診療科から依頼されて検査を行い、結果を返します。ここでは俯瞰するような全体的な見方で対応されます。

例えば、耳鼻科にかかっている方が全身の検査をして、偶然お腹の臓器に問題が見つかるとします。早く問題が見つかれば、適切な対処に繋がりますが、もし耳鼻科の領域ばかりに偏った対応をしていたら、お腹にある大きな病気を見逃してしまう可能性があります。なので、必然的に偏りなく(依頼されている内容に左右され過ぎず)、全体的に物事をみるという視点が養われます。
そんな私にとって伝統的なヨーガと医療の間に深い共通点を感じるのは、どちらも全体的な見方がより深い癒しに繋がっている、というところなんです。
例えば、、、(次回に続きます。)
2月のクラステーマはつながりです。
お気軽にご参加くださいね。
いつも、ありがとうございます。
皆さんがご自分の身体や心の状態に興味をもって真摯に取り組まれている様子が、とても素晴らしいです!
土曜午後の、簡単クラシカルヨーガにてお待ちしています。
SEIKO
