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【読むヨガ】雨水 次候 霞始靆(かすみはじめてたなびく)

2026年2月23日〜2月27日

七十二候のひとつ

霞始靆(かすみはじめてたなびく)。

冷たく澄みきっていた冬の空気が、やわらかく水分を含み、

遠くの景色がほんのりとかすみはじめる頃です。

くっきりとした輪郭が、少しずつ溶けていく季節。

それは、春の訪れを告げる静かなサインでもあります。

輪郭がゆるむとき

冬は、はっきりとした季節。

空気は冷たく、景色はくっきりと見える。

けれど春が近づくと、世界は少しずつ曖昧さを帯びはじめます。

霞は、ぼやけることではなく、境界がやわらぐこと。

白か黒か、できるかできないか、強いか弱いか。

そんな二極の間に、やわらかな余白が生まれる季節です。

ヨガと「ゆるむ感覚」

この時期のヨガは、整えようと力むよりも、ほどける感覚を味わう時間。

  • 呼吸を長く吐き、身体の重みを感じる
  • 肩や背中の緊張をゆるめる
  • 思考を静かに見つめる

 

はっきりさせなくていい。

答えを急がなくていい。

霞のように、少し曖昧なまま、いまの自分を受け入れてみる。

すると、心の奥にあった緊張も、自然とほどけていきます。

見えないからこそ、感じられる

遠くが霞むと、近くの気配が際立ちます。

鳥の声、風の匂い、足裏の感触。

ヨガの時間も同じ。

大きな変化よりも、微細な感覚に気づくこと。

霞始靆は、「感じる力」を取り戻す季節。

スタジオからのひとこと

2月23日〜27日。

春の気配が空に溶けはじめる数日間。

はっきりさせようとしなくていい。

ただ、呼吸がやわらかく出入りしていること。

身体がここに在ること。

霞がたなびくように、あなたの心も、少しずつ春へとほどけていきます。

どうぞこの時期は、ゆるみを味わうヨガを。

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