Blog
【読むヨガ】清明 次候 鴻雁北(こうがんきたす)
2026年4月10日〜4月14日
七十二候のひとつ、鴻雁北(こうがんきたす)
冬のあいだ日本で過ごしていた雁が、再び北へと帰っていく頃。
つい先日、燕が南からやって来たばかり。
今度は雁が、北へと旅立っていく。
季節は、静かに、そして確かに巡っています。
去るものと、迎えるもの
春は、新しい出会いの季節であると同時に、別れの季節でもあります。
何かが始まるとき、同時に、何かが終わっていく。鴻雁北は、流れの中で手放すことの自然さを教えてくれます。
無理に引き止めなくていい。
必要なものは残り、役目を終えたものは、静かに離れていく。

ヨガと「手放す練習」
ヨガの時間は、何かを得るだけでなく、余分なものを手放すための時間でもあります。
- ブラーマリー・プラーナーヤーマ(蜂の羽音の呼吸)がオススメ
- アーサナ(ポーズ)の練習で緊張と弛緩を感じる
- 思考に気づき、それをジャッジしない
手放すことで、本来の軽さが戻ってくる。
それは、何かを失うことではなく、本来の状態へと戻るプロセス。
流れに抗わないということ
渡り鳥は、季節の流れに逆らうことなく、その時々に必要な場所へと移動していきます。
私たちもまた、変化の流れの中にいます。
すべてをコントロールしようとしなくていい。
流れに身を委ねることで、自然と次の場所へと導かれていきます。

スタジオからのひとこと
雁が北へと帰っていくこの数日間。
何かを抱え込むのではなく、少し軽くしてみてください。
呼吸がやわらかく流れること。
身体が軽く感じられること。
その感覚を大切に。
去るものを見送り、来るものを迎える。
その自然な流れの中で、あなたの心も、より自由に、しなやかに広がっていきます。
どうぞこの時期は、手放しを味わうヨガを。
