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【読むヨガ】清明 末候 虹始見(にじはじめてあらわる)

2026年4月15日〜4月19日の間は七十二候のひとつ虹始見(にじはじめてあらわる)

春の雨が増え、雨上がりの空に、ふと虹が現れはじめる頃。

冬のあいだはほとんど見られなかった虹が、光と水が重なり合うことで、再び姿をあらわします。

それは、条件が整ったときにだけ現れる、つかの間の美しさ。

見ようとしなくても、現れるもの

虹は、探して見つけるものではなく、ふとした瞬間に、目の前に現れます。

光があり、水があり、角度が整う。

そのすべてが重なったとき、自然とそこに現れる。

私たちの中にも、同じような瞬間があります。

何かを無理に得ようとするのではなく、整えていく中で、ふと気づく心地よさや、静かな喜び。

それは、追いかけるものではなく、気づくものなのかもしれません。

ヨガと「現れる感覚」

ヨガの練習も、成果を求めて頑張るものではなく、自然に現れる変化に気づく時間。

  • 呼吸が深くなる
  • 身体が軽く感じられる
  • 心の動き(チッタ ブリッティ)が少なくなる

それらは、努力の結果というよりも、条件が整ったときに起こる自然な反応。

虹のように、一瞬でありながら、確かな感覚です。

消えることも、自然の一部

虹は、ずっとそこにあるわけではありません。

やがて消えていくもの。

けれど、それでいい。

現れて、消えていく。

その流れそのものが、美しさ。

ヨガの中で感じる心地よさや静けさも、同じように、とどめようとせず、ただ味わうこと。良い感覚にも執着をしない。

スタジオからのひとこと

4月15日〜19日。

虹があらわれはじめるこの季節。

何かを手に入れようとするより、今ある感覚に、そっと気づいてみてください。

呼吸が心地よいこと。

身体がやわらぐこと。

心に少し余白が生まれること。

それだけで十分。

虹が空にかかるように、あなたの中にも、静かな美しさが、ふと現れる瞬間があります。

どうぞこの時期は、気づきを味わうヨガを。

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