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【読むヨガ】穀雨 末候 霜止出苗(しもやんでなえいず)
2026年4月25日〜4月29日
七十二候のひとつ、霜止出苗(しもやんでなえいず)
春の終わりに差しかかり、朝の冷え込みによる霜が降りなくなり、苗がすくすくと育ちはじめる頃です。
冷たさに守られていた季節が終わり、いよいよ、外へ向かって伸びていく段階へ。
穀物を潤すやわらかな雨が、大地と命をやさしく後押ししています。

守りから、育ちへ
これまでの季節は、内側で整え、守る時間でした。
霜がなくなるということは、もう外に出ても大丈夫だという合図。
環境が整ったとき、命は自然と伸びていく。
苗は急いで成長するわけではなく、ただ、与えられた環境の中で、静かに、確実に育っていきます。
ヨガと「育っていく感覚」
この時期のヨガは、整える段階から、育っていく流れを感じる時間。
- ウジャイ呼吸で肺をしっかりと使ってみる
- マインドフルにゆっくりと動く
- 安定して座る
これまで積み重ねてきたものが、少しずつ形になっていく。
それは無理に作るものではなく、自然に現れてくる変化です。

焦らなくても、伸びていく
苗は、誰かと競うことなく、自分のリズムで伸びていきます。
大切なのは、条件を整えること。
土があり、水があり、光がある。
それだけで、命は自然と育つ。
私たちも同じです。
頑張りすぎるのではなく、整った環境の中で、安心して自分を育てていく。
スタジオからのひとこと
4月25日〜29日。
霜が止み、苗が伸びはじめるこの季節。
無理に変わろうとしなくていい。
急いで成長しようとしなくていい。
呼吸が広がること。
身体が自然に動くこと。
心が少し軽くなること。
その流れに、身を委ねてみてください。
苗がまっすぐに伸びるように、あなたの中の成長も、すでに静かに始まっています。
どうぞこの時期は、育ちを感じるヨガを。
