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【読むヨガ】芒種 末候 梅子黄(うめのみきなり)

2026年6月16日〜6月20日は七十二候のひとつ、梅子黄(うめのみきなり)

梅の実がふっくらと育ち、黄色く色づきはじめる頃。

梅雨という言葉の由来の一つは、この「梅の実が熟す季節」にあるとも言われています。

雨の日が増え、空は曇りがち。
けれど自然界では、静かに実りの時を迎えています。

目に見える華やかな変化ではなく、時間をかけて育まれたものが、少しずつ成熟していく季節です。

実りは、ある日突然訪れない

梅の実は、春に花を咲かせたあと、目立たない時間を経て少しずつ大きくなります。

私たちは結果や成果ばかりに目を向けがちですが、本当に大切な変化は、見えないところで静かに育っています。

ヨガの練習も同じです。

毎回の呼吸。
毎回の気づき。
毎回の実践。

その積み重ねが、ある日ふと、

「以前より疲れにくくなった」
「少し心が穏やかになった」

そんな実りとなって現れます。

ヨガと「熟す時間」

この時期のヨガは、何かを頑張って得るというよりも、育ってきたものを受け取る時間。

  • 呼吸の変化に気づく
  • 身体の感覚を丁寧に味わう
  • 焦らず今の状態を受け入れる

成熟とは、急いで到達するものではありません。

自然の流れの中で、必要な時間をかけて訪れるものです。

雨の日だから見えるもの

梅雨の空は、どこか閉塞感を感じさせます。

しかし、梅の実は雨を受けながら熟していきます。

晴れの日だけが成長をもたらすのではありません。

迷いや停滞を感じる時間も、後になって振り返れば、大切な養分になっていたことがあります。

スタジオからのひとこと

6月16日〜20日。

梅の実が静かに熟していくこの季節。

焦って結果を求めるのではなく、これまで積み重ねてきたものに目を向けてみてください。

呼吸が続いていること。
身体が今日も動いていること。
ここまで歩んできたこと。

そのすべてが、あなたの実りです。

梅がゆっくりと熟すように、私たちの成長もまた、静かに、確かに進んでいます。

どうぞこの時期は、「熟していく時間を味わうヨガ」を。

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