Blog

【読むヨガ】小暑 末候 鷹乃学習(たかすなわちがくしゅうす)

2026年7月17日〜7月22日は七十二候のひとつ、鷹乃学習(たかすなわちがくしゅうす)

春に生まれた鷹の雛が、親鳥のもとで飛び方や狩りを学び、一人前へと成長していく頃。

「学習」という言葉が使われていますが、それは机の上の勉強ではありません。

自然の中で何度も挑戦し、失敗を重ねながら、生きる力を身につけていくこと。

夏の空には、未来へ向かって羽ばたこうとする命の姿があります。

学ぶことは、できるようになることではない

鷹の雛は、最初から上手に飛べるわけではありません。

風に流され、枝にぶつかり、何度も羽ばたきを繰り返しながら、大空を飛ぶ力を身につけていきます。

失敗は、未熟さの証ではなく、成長の途中にある自然な過程。

私たちも同じです。

新しいことを始めるとき、うまくいかないことがあります。

ヨガでも、思うように身体が動かなかったり、呼吸に集中できなかったりする日があります。

けれど、その一つひとつの経験が、確実に自分を育てています。

ヨガと「学び続ける心」

ヨガの語源である「ユジュ(Yuj)」には、「つながる」という意味があります。

身体と呼吸がつながる。

呼吸と心がつながりに気づく。

ヨガは、「できる」「できない」を競うものではなく、毎回、新しい自分に出会う学びです。

  • 今日はどんな呼吸だろう。
  • 身体は何を伝えているだろう。
  • 心は今、どんな状態だろう。

そんな問いを持つことが、学びの始まりです。

成長とは、繰り返すこと

鷹が空を自由に飛べるようになるまでには、多くの練習があります。

一度飛べたから終わりではなく、何度も空へ向かい、風を感じ、経験を積み重ねる。

ヨガもまた同じです。

一回の実践で完成するものではありません。

呼吸を意識を向け、身体を感じ、心を見つめる。

その積み重ねが、少しずつ自分を自由にしていきます。

スタジオからのひとこと

7月17日〜22日。

若い鷹が大空へ羽ばたく練習を始めるこの季節。

焦って結果を求めなくて大丈夫です。

大切なのは、今日も呼吸を感じること。

今日も身体に耳を澄ませること。そして、昨日よりほんの少し、自分を知ること。

その小さな積み重ねが、やがて大きな翼となり、あなたを新しい景色へと運んでくれるでしょう。

どうぞこの時期は、「学び続ける心を育むヨガを。」

» ホームへ戻る