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【インストラクターデビューの道のり パート13】
みなさん、こんにちは。TerasuスタッフのHIROKOです。
皆さんは『祈り~サムシンググレートとの対話~』と言う映画をご覧になったことはありますか。
昨年4月にご逝去された村上和雄先生のドキュメンタリー映画です。
普段私はドキュメンタリー映画を見る事は無いのですが、村上先生を忍んで昨年数日間追憶公開されると聞き、興味があったので見ました。
村上先生は遺伝子工学の世界的権威として高名な日本の分子生物学者の第一人者で、ノーベル賞の有力候補と注目されていました。
遺伝子暗号を解読されていく中でその膨大な遺伝情報を書き込み、それを正確に一切の休みなく作動させている遺伝子は奇跡としか表現のしようがないもの。
人間の理性や知性を遥に超えたものの働きによって誕生したと考えられました。
先生はそれを〝サムシング・グレート(偉大なる何者か)〟と呼ばれています。
初めは宗教的な内容かと思いましたが映画を見て、そして先生の著書を読んでいく内にとても深いものを感じました。
映画の中で印象的だったのは、先生が『つらい時も笑顔を作ると、好ましい遺伝子のスイッチがONになる。だからできるだけ笑顔でいましょう』と、言われたことです。
笑いによって遺伝子のオンとオフが変わることを突き止められたそうです。
人間の遺伝子のほとんどはオフになっているそうです。
ガンになる遺伝子も高血圧になる遺伝子も人間は誰でも持っていて、何らかの原因で病気の遺伝子がONになると病気となって現れると。先生は言われています。
ですから、自分にとって好ましい遺伝子のスイッチをONにすれば、より良い人生が送れるのではないかと思います
では、どのようにすればよい遺伝子を目覚めさせることが出来るのでしょうか。
村上先生は著書の中で次のように述べられています。
- どんなときも明るく前向きに考える
- 思い切っていまの環境を変えてみる
- 人との出会い、機会との遭遇を大切にする
- 感動する
- 感謝する
- 世のため人のためを考えて生きる
すべては無理でも、できることから実践したいですね。
また、村上先生は早くから新型ウィルスのパンデミックやSDGsについても述べられていました。
亡くなられてから発刊された『コロナの暗号』を読むと、今後私たちが行っていかなければならないことが書かれています。
生きていくという事はどういうことか。
村上先生の遺言の様に感じます。
科学者でありながら、人としての生き方を教えてくださった村上先生の言葉一つ一つはヨーガの学びを始めようと思っていた私にとって、心に染み入りました。
皆さんにもぜひ村上先生の著書を読んでいただきたいなぁと思い、ご案内しました。
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