クラス内容

アーユルヴェーダが自然界に存在するものとしてあげている五大元素「火、水、風、空、地」。万物はこれらの要素から成ると言われています。アーユルヴェーダの３つの生命エネルギーである、ヴァータ（風+空）、カファ（水+地）、ピッタ（火+水）、これらの要素のことをサンスクリット語でドーシャといいます。

アーユルヴェーダはインドの伝統的な予防医学で、「生命の智慧」という意味を持っています。病気の症状だけを診察の対象とするのではなく、各ドーシャから構成される人間のからだ、心、魂、つまりはわたしたちのすべてを診察の対象として扱います。それぞれの人間に対し、それぞれの処方が存在すると考える「個性をみていく」医学でもあります。

今回の特別クラスでは、火を司るピッタドーシャのバランスについて一緒に考えていきましょう。

いよいよ本格的な夏を迎えます。

大量の発汗、イライラ、体内の灼熱感、炎症系の疾患、刺激物ばかりを欲したり、怒りの感情がふつふつと沸き上がったり、人の悪い部分ばかりが目についてしまうetc…

これらはピッタがアンバランスした時に起こるもの。季節的にも夏はピッタのエネルギーが乱れやすい時。ドーシャ（＝体質）は、季節や食生活、さまざまな要因によって増えたり減ったりします。このアンバランスさの理由を知ることで、現在のわたしを知り、ライフスタイルやヨガにおいても健やかに生きるために必要な選択が出来るようになっていきます。アーユルヴェーダの智慧を借りて、本来のピッタバランスを取り戻し、夏を快適に過ごしましょう。

クラスの前半は、消化の火「アグニ」のお話を交えながら、ピッタドーシャの整え方についての講義となります。後半は、アーユルヴェーディックヨガセラピーを基盤に、ほてった体をクールダウンさせていく呼吸法や、ピッタ性のとがった野心や競争心を落ち着かせ、内的空間に意識を広げていくようなヨガのポーズを行います。適宜プロップスを使いながら、自己治癒力を高めていくようなやさしいヨガの内容となりますので、ビギナーの方から受けていただけます。

普段頑張りすぎている方、焦燥感や競争心が常にある方、胃腸の調子が悪くなりやすい方、夏を快適に過ごしたい方におすすめの内容となっています。

この特別クラスは、夏～秋～冬の3回連続の女性限定のクラスとなります。単発での受講も可能ですが、連続受講していただくと、より理解の深まる内容となっております☺︎

ダイナミックな大自然の情景を思い浮かべて、そのイメージをシンプルに日々のご自分の生き方と重ねてみると、ヒントが見えてくるかもしれません。

詳細

【開催日】
2017年7月22日（土曜日）18:30〜20:00

【場所】 
TERASU烏丸スタジオ

【定員】 
15名

【レベル】
オールレベル

【参加料】
メンバー）通常チケット(1回分)＋￥540(税込)が必要になります。

一般参加）￥3,780(税込)

【申込方法】
参加ご希望の方は烏丸予約ページよりお願いします。

用意するもの

・ヨガウエア、飲み物、汗拭きタオル

その他

※各種パスをお持ちの方もプラス￥540(税込)で受講出来ます。

講師紹介 KEI

KEI先生から一言メッセージ

人間を優しく見つめるアーユルヴェーダ。

ヴァータ、カファ、ピッタというそれぞれのドーシャ（＝体質）は揺らぎ、重なり合います。その変化の様子も人それぞれ、みんな違います。

ふと立ち止まった時に、「自分らしくないことに、身を削り、心を砕いているなあ…」とよく気づくわたし笑  そんなわたしも、アーユルヴェーダの智慧を手がかりに「わたしらしさ」を日々探しているところです。

「わたし」を知るひとつのツールとして、ドーシャを読み解いていくのはとても興味深くて、面白いことです。アーユルヴェーダの世界をシェアして、みなさまそれぞれの世界観がどんどん広がっていけたら、とても嬉しく思います^ ^