Odaka yogaは1994年イタリアで設立されたフロースタイルの現代ヨガです。

創設者はロベルト・ミレッティ氏とフランチェスカ・カッシア氏の2人。

元イタリア空手チャンピオンであるロベルト・ミレッティ氏が、伝統的なヨガを尊重しながら、長年経験してきた【禅】の精神と【武道】を融合させ、さらに【波の動き】からインスパイアされて創られた新しいスタイルのヨガです。

ヨガパートナーのフランチェスカ・カッシア氏の解剖学の知識も加わり、特に武道でも重要視している身体の中心、丹田(下腹部)から動く動きは全てが連結し合い、最低限の力で最大限のパワーを発揮させます。

また波のような動きによって関節にスペースを与え、筋肉を柔軟にし、安全かつ効率的にアーサナ(ポーズ)を行うことが出来ます。

「O.D.A.K.A.」の名前の由来

5つの言葉の頭文字からきています。

•  O＝Oriental （東洋の)
• D＝Discsipline（鍛錬）
• A＝Arashi（嵐）
• K＝Kyo（響）
•  A＝Academy（学校）

※Arashi Kyoはロベルト先生の禅名

3つの柱

【Wave motion】５つの波

Odaka yogaでは前屈、後屈、ツイスト…などポーズを行う前にそれぞれに決まった波の動きを入れています。

それぞれの波の動きは全て尾骨から動かし、椎骨の間のアライメントを整えながら、頚椎まで順番に活性化させます。

調和のとれたこの動きにより、いかなるポーズにおいても緊張すること無く、身体の隅々にまで意識と動きを拡げていきます。

【Warrior Soul】武士道精神

丹田・身体の中心から全体へ、全体から中心へとエネルギーを流していく、そしてポーズの完成形（=未来）に向かって動くのではなく、動いている今その瞬間、瞬間に意識を向けて流れ続けていきます。

すべての瞬間、自分を中心に置くことで心を静寂に保ち、どんな状況でもその状況に応じたアクションが取れる順応性のあるマインドを育みます。

【The Prana Power】生命力

プラーナとは呼吸、生命エネルギー、氣。

プラーナを体内流し続けていくこと、それが健康の鍵となります。

Odaka yogaではスパンダと呼ばれる収縮と拡大を繰り返すリズムよってエネルギーの流れをつくります。

また波の動きの中で、エネルギーを体外に漏れないようにロックする3つのバンダを目覚めさせ、体内にプラーナを流し、生命力を活性化させます。

ゴールだけに意識を向けるのではなく、動きという＂旅路＂を楽しんで行く…

それがOdaka yogaです。

動きやポーズの完成形が他の人と少々違っていてもそれでOK！

「不完全さが美しく、その不完全さが完璧」だと先生は仰います。

私たちが本来持つ自由という感覚を思い出し、あらゆるものに変容できる水となって、無限の広がり、可能性を再発見していく、その旅路を一緒に楽しみましょう。