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YOKO先生インタビュー「ピラティスについて」#2
前回記事の続き
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YOKO先生の中で新しい引出しが増えたような感じだったのですね。
では、実際学ばれてみて感じたヨガとピラティスの違いがあれば教えてください。
―――ヨガは、メンタルをコントロールすることに重きをおかれ、
ピラティスはどちらかといえばフィジカルにフォーカスしていきます。
歴史もうまれた目的もまったく異なるため目指す方向性にまず大きな違いがあります。
でも通ずるところもあって、アプローチの違いはあるけれど、どちらも呼吸と身体と心を繋いでいくメソッド。
それぞれを知ることでそれぞれの魅力をあらためて確認することができ、わたしはピラティスを始めてヨガがもっと好きになりました。
なるほど。では、効果なども含めて、これから体験される方へのメッセージをお願いします。
―――コアが安定し、中心軸が整っていると、それだけでまず姿勢が変わってきます。
そしてそのからだの安定はさまざまなことにチャレンジする力へと繋がっていくと思います。
瞑想に集中するための姿勢、バランスポーズにトライするための安定したコア、
それをつくるためにヨガする人はみんなピラティスしたらいいのに!って思います。
ランニングする人も登山する人も水泳する人もダンスする人もみんなピラティスしたらいいのに!って。笑
大切なフィールドの前段階、後段階でピラティスのメソッドがきっと活きてくると思うから、初めての方もまずは気軽に参加してみてください。
テラスでははじまったばかりのピラティス。みんながスタートラインに立っています。
みんなで一緒にクラスをつくっていってる段階なので、どんどん飛び込んできてもらいたいです。
ありがとうございます。それではここから少しYOKO先生自身のことについても伺いたいと思います。幼少期はどのような子供でしたか?
―――夢見る夢子ちゃん!明日の朝起きたら魔法が使えるようになっていないかな…
そんなことを真面目に考えていた少女時代でした。笑
レッスン中、リアリティーな言葉よりもファンタジーな表現をしがちなのは、昔の影響なのかな。。
それから、脊椎側弯症を抱えていました。
思春期、からだがぐっと成長する過程で、あちこちに痛みを覚え、不定愁訴の数々に、
家族にからだをさすってもらわなければ眠れない夜が何度もありました。
整形外科、整体、接骨院、鍼灸、あやしげなマッサージ、良いと聞けば藁をもすがる思いで渡り歩いたけど、
最終的にヨガがわたしを救ってくれました。
ヨガと出会ってなかったら・・・ 痛かった、辛かった日々が蘇りぞっとします。
だからこそ、スタジオに救いを求めて来られる方々には、誠実に寄り添い応えていきたいと強く思うし、
その力をつけていきたいと常に思っています。
=続く=